金子真人オーナーがブエナオンダ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)できさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)の2年連続3勝目を狙う。  金子オーナー(現在の名義は金子真人ホールディングス株式会社、以前は金子真人)の所有馬は、これまできさらぎ賞…

 金子真人オーナーがブエナオンダ(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)できさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)の2年連続3勝目を狙う。

 金子オーナー(現在の名義は金子真人ホールディングス株式会社、以前は金子真人)の所有馬は、これまできさらぎ賞に11頭が出走。00年のシルヴァコクピット、23年のフリームファクシで2勝を挙げている。また、20年2着のストーンリッジ、21年2着のヨーホーレイク、22年2着のダンテスヴュー、そして昨年のフリームファクシと4年連続連対中でもある。

 連覇を目指し、今年はブエナオンダが参戦する。10月京都の新馬(芝2000m)は4番手から鋭く伸びて4馬身差の圧勝。相手に恵まれた面はあったものの、推定上がり3Fは11.8-11.3-11.2だから、決め手は重賞級であることを示した。一転、前走の若駒Sは3着だったが、道中で気性の幼さを見せていた。決して力負けではなく、鞍上に初コンビの武豊騎手を迎える今回、何としても巻き返したいところだ。

 金子オーナーと武豊騎手のタッグはきさらぎ賞に強く、00年にシルヴァコクピットで勝利するなど、5戦1勝、2着3回の連対率80%を誇る。ブエナオンダが汚名返上を果たし、オーナーにきさらぎ賞3勝目を届けることを期待したい。