1月30日(現地時間29日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは敵地モーダ・センターで行われたポートラン…

 1月30日(現地時間29日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは敵地モーダ・センターで行われたポートランド・トレイルブレイザーズ戦を104-130で落として3連敗となった。

 シクサーズはケリー・ウーブレイJr.が25得点6リバウンド、パトリック・ベバリーが14得点5アシスト、ポール・リードが11得点6リバウンド2ブロックを残したものの、チームの主軸を2戦連続で欠くことに。

 平均25.7得点3.6リバウンド6.6アシストを残すガードのタイリース・マクシーは左足首の捻挫、そして同36.0得点11.4リバウンド5.8アシスト1.1スティール1.8ブロックを誇るジョエル・エンビードはヒザのケガで欠場となった。

 昨シーズンのMVPで、現在リーグベストの平均得点を記録しているエンビードは、ブレイザーズ戦を終えて今シーズン12度目の欠場。今シーズンから、MVPやオールNBAチームといったアウォードに選出されるためにはレギュラーシーズン82試合のうち65試合以上に出場していなければ対象外となる。そのため、シクサーズの大黒柱は今後6試合以上を欠場した場合は選出されなくなってしまう。

 当初、エンビードは28日のデンバー・ナゲッツ戦へ出場する予定で、試合前のインジュアリー・リポートには出場可能と発表されていた。だが試合前のウォームアップをメディカルスタッフが見た結果、ナゲッツ戦を欠場することを決断。その時のエンビードは“かろうじてジャンプできた”状態だったと『ESPN』が報じている。

 シクサーズにとって、エンビードとマクシーという主軸2選手を欠くのは大打撃。特にヒザを負傷しているエンビードのコンディションは、今後のシーズンでも大きな影響を及ぼしそうだ。