日本テレビで昨年に放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子が26日、SNSを更新。脚本執筆の経緯を説明した。 初めに「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や…

日本テレビで昨年に放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者である芦原妃名子が26日、SNSを更新。脚本執筆の経緯を説明した。

初めに「色々悩んだのですが、今回のドラマ化で、私が9話・10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、小学館とご相談した上で、お伝えする事になりました」と述べ長文で説明した。
作品について「自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える様な作品にしたい」「担当編集と共に大切に描いてきた漫画」と語り、ドラマ化の条件として①漫画に忠実に②まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する③ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、場合によっては原作者が脚本を執筆する可能性もあるとした。
これについて「脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件だということは理解していました」と述べている。


しかし毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されており理由を聞いても納得のいく返事はもらえなかったようだ。それでも「粘りに粘って加筆修正し、やっとの思いでほぼ原作通りの1〜7話の脚本の完成にこぎつけましたが…」と明かした。8~10話も条件は守られず大幅に改変した脚本が提出されたようだ。8話だけ改変前の内容に修正、9話10話は「原作者が用意したものをそのまま脚本化していただける方」に交代をお願いした。その結果、プロデューサーの方々のご要望を取り入れつつ芦原自ら執筆し、脚本として成立するよう日本テレビと専門家の方とで内容を整えるという解決策ととった。

芦原は「素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです」と述べ。「どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
最後に「素敵なドラマ作品にして頂いた、素晴らしいキャストの皆さんや、ドラマの制作スタッフの皆様と、「セクシー田中さん」の漫画とドラマを愛してくださった読者と視聴者の皆様に深く感謝いたします」と述べ投稿を締めくくった。

この件に関してファンからは様々な意見か飛び交っている。