MLB公式内で若手有望株(プロスペクト)の情報を扱う「MLB Pipeline」は26日(日本時間27日)、2024年版の「プロスペクトランキングトップ100」を発表した。1位に選出されたのが、オリオールズのジャクソン・ホリデイ内野手。通算…

MLB公式内で若手有望株(プロスペクト)の情報を扱う「MLB Pipeline」は26日(日本時間27日)、2024年版の「プロスペクトランキングトップ100」を発表した。

1位に選出されたのが、オリオールズのジャクソン・ホリデイ内野手。通算316本塁打、ロッキーズやカージナルスで活躍した強打者マット・ホリデイを父に持つ2世選手が最高評価を手にした。

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■ランクイン最多はカブスの7人

トップ100内にランクインした人数がもっとも多い球団は、カブスの7人。次いでオリオールズの6人、パドレス、パイレーツ、レッズが5人と続いている。

昨季トレードデッドラインで若手を放出し、大型補強を敢行しながらポストシーズン進出を逃したエンゼルスは、昨夏のドラフト1巡目全体11位の一塁手ノーラン・シャヌエル内野手のみに留まった。放出選手は今回ランクインしておらず、直接的には影響していないものの、エンゼルスの厳しい現状が改めて浮き彫りとなった。

エンゼルスは昨季の8月、メジャー30球団ワーストの7勝19敗と大きく負け越し。トレードデッドラインでの“オールイン”からわずか1カ月でチームを解体した。米スポーツサイト『Bleacher Report』が25日(同26日)に発表した「30球団パワーランキング」では、エンゼルスは26位と厳しい低評価に。オフには大谷翔平投手がドジャースへ移籍し、チームの顔であるマイク・トラウト外野手のトレード話が例年以上に取り沙汰されるなど、避けては通れない険しいシーズンが待ち受けている。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)