東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は27日、女子シングルスの準々決勝が行われ、張本美和は木原美悠と対戦。ゲームカウント4-0のストレートで勝利し、準決勝進出を決めた。◆“優勝候補”早田ひなが連覇へ、平野美宇撃破の赤江夏…

東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は27日、女子シングルスの準々決勝が行われ、張本美和は木原美悠と対戦。ゲームカウント4-0のストレートで勝利し、準決勝進出を決めた。

◆“優勝候補”早田ひなが連覇へ、平野美宇撃破の赤江夏星と対戦 張本美和は最年少V&二冠へ横井咲桜と激突

■ジュニアとの二冠に挑む

今大会ジュニアの部を制しており、二冠獲得と平野美宇の持つ最年少優勝の更新が期待される張本美。パリ選考ランキング4位につける木原という実力者同士のマッチアップとなった。

第1ゲーム、張本美は序盤木原にリードを許すも、その後は5連続ポイントのなどでリードを奪い11-7でこのゲームを制す。

第2ゲームは、立ち上がりは張本美がリードを奪うも、木原にフォアサイド、ミドルと厳しいコースを攻められ一時6-6の同点に追いつかれる。しかしその後は思い切りのいい攻撃で流れを取り戻し、11-6で2ゲーム連取となった。

第3ゲーム、張本美は木原のフォアサイドをカウンターで返すなどで6-3とリードし、木原はたまらずタイムアウト。タイムアウト後も張本の勢いは衰えず、思い切った攻撃で木原を圧倒。最後は回り込んでのフォアハンドで決め11-6とし、3ゲーム連続で制する。

第4ゲームは、序盤から張本美と木原のラリー戦。お互いに譲らない攻防を続け、木原がスマッシュを決めリードすれば、すぐさま張本美がバックハンドで取り返すという展開に。白熱の第4ゲームは10-10のデュースにまでもつれるも、最後は張本美が決め木原にストレート勝ち。第1ゲームの勢いのまま準決勝進出を決めた。

勝利した張本美は、準々決勝を大逆転で勝利した横井咲桜と対戦する。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)