腰の神経痛に悩まされ、11月7日(現地時間6日)のミルウォーキー・バックス戦を最後に、約2カ月半にわたって離脱しているブルッ…

 腰の神経痛に悩まされ、11月7日(現地時間6日)のミルウォーキー・バックス戦を最後に、約2カ月半にわたって離脱しているブルックリン・ネッツのベン・シモンズ。たび重なる再検査で復帰が遠のいてきたが、ついにコートへ戻ってくる可能性が高いようだ。

 現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、シモンズは週末からGリーグ傘下のロングアイランド・ネッツで練習に参加する予定。問題がなければ、早くて1月30日のユタ・ジャズ戦から戦列に復帰するという。

 2016年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体1位指名を受け、秀でた能力を披露してきたシモンズ。2018年には新人王を獲得し、その後はオールスターに3度、オールディフェンシブファーストチームに2度選出されるなど、リーグでも屈指の大型ガードとして注目を集めている。

 一方でケガに悩まされるキャリアを送っており、2016-17シーズンと2021-22シーズンは1度も出場することなく終了。昨シーズンもコンディション不良で42試合の出場にとどまり、1試合平均6.9得点6.3リバウンド6.1アシストと、完全体を取り戻すことはかなわなかった。

 現時点でネッツは17勝26敗でイースタン・カンファレンスの11位に沈んでおり、年明けから黒星が続く苦しい状況。長らく試合から遠のいていたオールスターガードには、チームの苦境を打開するパフォーマンスが期待されるだろう。

【動画】豊富な運動量と高いバスケットボールIQを兼ね備えるシモンズ!