テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、男子ダブルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ボパンナ(インド)/ M・エブデン(オーストラリア)組が第6シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モ…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、男子ダブルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ボパンナ(インド)/ M・エブデン(オーストラリア)組が第6シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モルテニ(アルゼンチン)組を6-4, 7-6 (7-5)のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。この勝利により次週の世界ランキング更新でボパンナが初めて1位に立つことが決定。43歳でのNO.1は男子ダブルス史上最年長となる。
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昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝したボパンナ/エブデン組。今大会では1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場したJ・ダックワース(オーストラリア)/ M・ポルマンズ(オーストラリア)組、2回戦で同じくワイルドカードで参戦したJ・ミルマン(オーストラリア)/ E・ウィンター(オーストラリア)組、3回戦で第14シードのW・クールホフ(オランダ)/ N・メクティッチ(クロアチア)組を下し8強入りした。
この日、ボパンナ/エブデン組は9本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1セットで1度のブレークに成功し先行すると第2セットでは互いにサービスゲームをキープしタイブレークに突入。3度のミニブレークに成功すると1本目のマッチポイントをものにし、1時間46分で勝利した。
試合後の会見で、次週 世界ランク1位に立つことが決定したボパンナは「このタイミングで世界ランキング1位になれたのはこのスポーツに対する忍耐強さ、戦い続けること、ハードワークを続けること、そして素晴らしいパートナーがそばにいてくれたおかげだと思う。昨年の安定した1年のおかげでもある。でも、マット(エブデン)と僕は同ポイントだから2人で1位になるべきだと思うんだけどね」と語った。
「正直なところ、まだ実感がわかないけど、とても誇りに思うよ。インドのテニスにはこれが必要だったと思う。テニスプレーヤーがあまり育っていないからね。でも、今回の功績は多くの人にインスピレーションを与えることになると思う。テニスに限ったことではない。世界中の40歳以上の人たちが、違った形で刺激を受けると思うんだ(笑)」
また、ペアを組んでいるエブデンは「彼が全部言ってくれたよ。1年以上前にペアをスタートさせたとき、それは僕たちの大きな目標だった。世界NO.1になること、グランドスラムなどの大きな大会で優勝すること。この1年、私たちはたくさんの項目にチェックを入れてきた。彼(ボパンナ)にとっては信じられないことだよ。特に年齢を考えるとね」と述べている。
勝利したはボパンナ/エブデン組は準決勝でT・マハーチ(チェコ)/ ジャン・ジジェン(中国)組と対戦する。マハーチ/ジャン組は準々決勝でA・ビハル(ウルグアイ)/ A・パブラセク(チェコ)組を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
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