2月4日に京都競馬場、芝1800mで行われる、きさらぎ賞。ここへ出走を予定している各馬が今朝24日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。  11月の京都芝1600mの新馬戦を勝ったシヴァース(栗東・友道康夫厩舎)は、CWでの3頭併…

 2月4日に京都競馬場、芝1800mで行われる、きさらぎ賞。ここへ出走を予定している各馬が今朝24日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 11月の京都芝1600mの新馬戦を勝ったシヴァース(栗東・友道康夫厩舎)は、CWでの3頭併せ。岩田望来騎手(レースはM.デムーロ騎手)が跨り、前にロードマンハイム、後ろからジャスティンミラノが追いかけてくる形。最後はジャスティンミラノとシヴァースの追い比べになったが、相手の方が優勢。時計は6F82.6-5F67.7-4F53.1-3F37.4-2F23.4-1F11.8秒だった。

 ホープフルS8着の後も栗東に在厩して調整を進めているインザモーメント(栗東・田中克典厩舎)は、レースで騎乗予定の鮫島克駿騎手が跨って、CWでの併せ馬。フローラルビアンカを追走して、4コーナーでは外を回って、最後の直線は引っ張り切りで追いつく手応え。時計は6F84.1-5F67.5-4F52.5-3F37.5-2F23.5-1F11.7秒。全体の数字はさほど速くないが、きれいな加速ラップを踏むことができた点は強調できる。

 きさらぎ賞と同じ舞台の未勝利を勝ったジャスティンアース(栗東・杉山晴紀厩舎)は、松山弘平騎手が跨り、1回目のハローが終了した直後のCWで併せ馬。2馬身ほど追走して、ゴールでは同入。時計は6F82.3-5F67.0-4F52.3-3F37.2-2F23.2-1F11.5秒という数字だった。

(取材・文:井内利彰)