「2023ロンジンワールドレーシングアワード」は23日、英国・ロンドンで開催され、ワールドベストレースホースとワールドベストレースを発表。 昨年11月のジャパンCでGI6連勝を飾ったイクイノックスが135ポンドを獲得し、2023年の年間レー…

「2023ロンジンワールドレーシングアワード」は23日、英国・ロンドンで開催され、ワールドベストレースホースとワールドベストレースを発表。

昨年11月のジャパンCでGI6連勝を飾ったイクイノックスが135ポンドを獲得し、2023年の年間レーティング世界1位に輝いた。

◆【最新ランキング】イクイノックスの135ポンドは歴代8位タイ、名馬がずらりと並ぶ歴代レーティング上位

■135ポンドは歴代8位タイ

日本調教馬が年間世界1位となるのは、2014年にドバイデューティーフリーの圧勝で130ポンドを獲得したジャスタウェイ以来、史上2頭目。

レーティング135ポンドは、当時の歴代賞金王シガー(1996年ドンハンデキャップ)、エルコンドルパサーと死闘を演じたモンジュー(1999年凱旋門賞)らに並ぶ歴代8位タイ。

歴代1位は、6戦無敗でBCクラシックを制したフライトライン(2022年パシフィッククラシック)、GI10勝を含む14戦無敗の成績を残し「怪物」と称されたフランケル(2012年クイーンアンS、インターナショナルS)の2頭で、そのレーティングは140ポンド。

なお、1986年の凱旋門賞を制したダンシングブレーヴは当時、141ポンドとされたが、後に見直しが行われ、138ポンドで歴代3位となっている。

日本調教馬では135ポンドのイクイノックスが歴代1位であり、2位は134ポンドのエルコンドルパサー、3位は130ポンドでジャスタウェイ。オルフェーヴルは129ポンドで4位タイ、ディープインパクトは127ポンドで7位と、今回のイクイノックスには三冠馬をも上回る評価が与えられた。

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(SPREAD編集部)

順位

レーティング

馬名・国

対象レース

1位

140ポンド

フランケル・英

2012年クイーンアンS、インターナショナルS

140ポンド

フライトライン・米

2022年パシフィッククラシック

3位

138ポンド

ダンシングブレーヴ・英

1986年凱旋門賞

4位

137ポンド

パントレセレブル・仏

1997年凱旋門賞

5位

136ポンド

シャーガー・英

1981年ダービー

136ポンド

ジェネラス・英

1991年アイリッシュダービー

136ポンド

シーザスターズ・愛

2009年アイリッシュチャンピオンS

8位

135ポンド

エルグランセニョール・愛

1984年2000ギニー

135ポンド

スワーヴダンサー・仏

1991年凱旋門賞

135ポンド

セントジョヴァイト・愛

1992年KジョージVI世&クイーンエリザベスS

135ポンド

シガー・米

1996年ドンハンデキャップ

135ポンド

デイラミ・UAE

1999年アイリッシュチャンピオンS

135ポンド

モンジュー・仏

1999年凱旋門賞

135ポンド

ハービンジャー・英

2010年KジョージVI世&クイーンエリザベスS

135ポンド

バーイード・英

2022年インターナショナルS

135ポンド

イクイノックス・日

2023年ジャパンC