日本代表の右サイドバックに定着した菅原由勢が、『ABEMAスポーツタイム』でサイドバック、オランダリーグ経験者、名古屋グランパスの先輩・後輩など共通点の多い安田理大氏との対談企画に出演した。【映像】ドイツ戦アシストは伊東純也に否定された?…
日本代表の右サイドバックに定着した菅原由勢が、『ABEMAスポーツタイム』でサイドバック、オランダリーグ経験者、名古屋グランパスの先輩・後輩など共通点の多い安田理大氏との対談企画に出演した。
収録後の独占取材では、右ウイングとの関係性について激白。ここ数年の日本代表は、伊東純也、堂安律、久保建英など個性の異なる選手たちが右ウイングを担っており、その後方に位置する右サイドバックの菅原が彼らとの縦関係について語った。
「まずは相手と自分たちのフォーメーション的な仕組みが大事。そのうえで一番分かりやすいのが、(右ウイングの選手が)右利きか左利きか。例えば純也くんは、サイドに張って1対1を仕掛けて縦にいける」
とはいえ、ベースの部分は変わらないという。何よりも意識しているのは、「スーパーな右ウイングたちをどう活かすか」だ。
「最初の頃は選手によって自分のプレーを変えようと思っていましたが、最近はみんな一緒だなと。みんなスーパーな選手たちだから、彼らを活かすためにどうすればいいのかというベースは変わらない。なんせ彼らがスーパーなので、頭が上がらないですよ」
個性が異なるとはいえ、伊東も堂安も久保もキープ力と突破力を兼備。だから縦関係を組む菅原も思い切ったオーバーラップが可能になっているという。
「彼らとのコンビはめっちゃ楽です。あれだけボールをキープしてくれて、走るコースもタイミングも作ってくれるので、走らせていただきますって感じです」
実際、4-1で快勝した昨年9月のドイツ戦で右サイドを突破してからのクロスで伊東の先制ゴールをアシストするなど、菅原は日本代表の攻撃に欠かせない存在となりつつある。縦関係を組むウイングが誰であれ絶妙なサポートができるその柔軟性は、今後も森保ジャパンの大きな武器となるに違いない。
(ABEMAスポーツタイム)