競馬予想家のメシ馬氏、TARO氏。そして、お笑い芸人のラパルフェ尾身、キャプテン渡辺の4名がこのほど、netkeibaの公式YouTubeチャンネル『現役馬ドラフト 2024上半期編』に出演。今年飛躍するであろう古馬について、それぞれが…

 競馬予想家のメシ馬氏、TARO氏。そして、お笑い芸人のラパルフェ尾身、キャプテン渡辺の4名がこのほど、netkeibaの公式YouTubeチャンネル『現役馬ドラフト 2024上半期編』に出演。今年飛躍するであろう古馬について、それぞれが語った。

 同番組はプロ野球の現役ドラフトに範を取り、現役馬のみを対象としたPOG企画。明け3歳馬、4歳以上の馬をそれぞれ3頭ずつ指名し、6月30日まで(=上半期)における獲得賞金額を競う。GI/JpnI勝ち馬、指名時点での獲得賞金が1億円以上の馬は対象外となる。

 明け3歳馬の1巡目はTARO氏とキャプテン渡辺が重複したが、古馬に関してはそれぞれが単独指名でゲット。その中でメシ馬氏とラパルフェ尾身は、ダート馬を真っ先に選び、周囲を驚かせた。ラパルフェ尾身は芝路線の勢力図が固まっていることを理由に挙げ、ヤマニンウルス(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)をピックアップ。周囲からは「ダートは層が厚い」「順調に賞金を積まないと厳しい」という声も挙がったが、「レースを見たときに、“バケモノ”じゃないかと皆さんも思ったと思うので」とポテンシャルを改めて強調する。

「尾身さんに競馬を教えすぎて、思考が一緒だ」と話していたメシ馬氏は、1番手にオメガギネス(牡4、美浦・大和田成厩舎)を選んだ。「3歳秋にダート路線でリステッドを勝つなんて一流馬の証」「今後GIを勝つことは確約されている」と絶賛。「米国血統の影響で早くから活躍するダート馬が増えている」と解説し、「フェブラリーSはこの馬だと思っているので」とまとめた。ラパルフェ尾身と同じくダート馬を選んだ理由を問われると、「古馬に入ると芝路線はやはり相手が強すぎる」と指摘。「今後の成長を考えると、ダートのほうがいい」と述べた。

 TARO氏は「数を使えるタイプなので」と話し、コンスタントに活躍できそうなサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)を選択。キャプテン渡辺は「野球なら社会人バリバリ、即戦力ですよ」と、すでに重賞を勝っているレーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)を指名した。そのほか出演者からはサーマルソアリング(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)、ドゥラドーレス(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)、サリエラ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)などの名前も挙がった。