ドイツのスポーツ紙『kicker』が選定するブンデスリーガ18節(1月20〜21日に開催)のMVPに、フライブルクのMFヴィンチェンツォ・グリフォが選出された。【映像】グリフォ、神ターン→豪快フィニッシュの瞬間 グリフォは3-2…
ドイツのスポーツ紙『kicker』が選定するブンデスリーガ18節(1月20〜21日に開催)のMVPに、フライブルクのMFヴィンチェンツォ・グリフォが選出された。
グリフォは3-2で勝利したホッフェンハイム戦で1ゴール・1アシストと大車輪の活躍を演じた。まずはスコアレスで迎えた37分、左サイドから仕掛けて右足でクロスを供給。このボールをFWルーカス・へーラーがヒールキックで合わせて押し込んだ。当初はオフサイドの判定だったが、VARチェックの末にゴールが認められた。
より鮮烈だったのが、55分のゴラッソだ。FWミハエル・グレゴリチュがハイプレスでボール奪取に成功すると、中央に走り込んでいたグリフォにパスが通る。相手DF2人に前を塞がれたが、巧みなターンで逆を突くと、振り向きざまに左足を一閃。完璧なコースにシュートを流し込み、チームに追加点をもたらした。
このビューティフル弾にはABEMA視聴者も、「えぐっ!」、「さすが」、「上手い」、「うめえ」、「自分で打ったの偉い」、「今日1アシスト1ゴール」と反応し、ロベルト・バッジョに憧れるファンタジスタの技術と創造性の高さに感嘆した様子だった。
『kicker』は同節のグリフォについて、「グリフォはかつてのアリエン・ロッベンに似ている。だいたい同じ動きをするが、対戦相手はしばしば彼を止められない。ロッベンは右サイドから、グリフォは左サイドから違いを作る。完璧なクロスでアシストを記録し、ペナルティーエリア内では相手2人を欺き利き足ではない左足でゴールを決めた」と称賛した。
堂安律がアジアカップ参戦で不在の中で攻撃陣を牽引し、1ゴール・1アシストと結果を残してブンデスリーガ18節のMVPにも選出されたグリフォ。堂安は最大であと3試合は不在となるだけが、その間のフライブルク攻撃陣はこのファンタジスタにかかっていると言っていいだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)