シーホース三河は1月20日(土)、21日(日)、敵地の岡崎中央総合公園総合体育館で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと2連戦を行った。迎えたGame1。序盤は名古屋Dのディフェンスに苦しんで追いかける展開が続いたが、2Qに立て直しを図って逆転…
シーホース三河は1月20日(土)、21日(日)、敵地の岡崎中央総合公園総合体育館で名古屋ダイヤモンドドルフィンズと2連戦を行った。
迎えたGame1。序盤は名古屋Dのディフェンスに苦しんで追いかける展開が続いたが、2Qに立て直しを図って逆転に成功。4Qにも名古屋Dの猛追を受けるが、エース西田が要所で決め切り、”愛知ダービー”に6点差で先勝した。
6連勝を懸けたGame2は10-0と好スタートを切るも、名古屋Dの3Pシュート攻勢を止められず劣勢を強いられる。ホームの”大青援“を背に、レイマンが35得点を挙げるなど最後まで粘り強く戦うも追いつくことができず、82–94で敗戦した。
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―試合結果―
2024年1月20日(土)
三河 〇 91 – 85 ● 名古屋D
(三河通算成績 21勝9敗)
三河 19–23 名古屋D
名古屋Dのゾーンディフェンスに得点できない時間が続き、4点ビハインドを背負う
スターティング5は、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
両チームのファン・ブースターの大声援に包まれながら始まった試合は、#19西田のアシストから#10レイマンが先制。ディフェンスでも#10レイマンのブロックショットが炸裂し、幸先の良いスタートを切る。
名古屋D#43エサトンに得点を許すも、#43イがすかさずジャンプシュートを沈め4-2とリードする。名古屋Dの連続得点から4-8と逆転されるが、#19西田、#10レイマンが得点し、開始3分半に8-8の同点に追いつく。
名古屋Dはゾーンディフェンスを展開するも、開始4分に#19西田が3Pシュートを射抜きリードに成功。その後は一進一退の点の取り合いが続く。
名古屋Dの連続得点を許し、14-19とリードを広げられたところで、三河がタイムアウトを要求。#18角野が3Pシュートを沈めて、17-19とワンポゼッション差に詰める。残り30秒に名古屋D#0フランクスにフリースロー与えてしまい、4点ビハインドで1Qを終える。
2Q 三河 45–45 名古屋D (三河 26–22 名古屋D)
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オーガストの連続ダンクで流れを掴み同点に追いつく
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
名古屋Dのディフェンスに苦しみ、開始から約2分半得点できない時間帯が続く。名古屋D#12中東、#43エサトンの得点を許し、19-29と点差を二桁に広げられる。
これ以上点差を広げられたくない中、タイムアウトと選手交代で修正を図り、#0オーガストがゴール下、#19西田がドライブで反撃を開始。
開始3分半にはディフェンスで名古屋Dのミスを誘発し、#0オーガストがバスケットカウントをもぎ取ってチームを勢い付ける。さらには連続でファストブレイクを展開し、#0オーガストの連続ダンクで会場を沸かせる。
その後も#19西田がリバウンドから得点し、開始4分半に32-31と逆転。さらに#43イが3Pシュートを射抜き、リードを2ポゼッション差に広げる。しかし、名古屋D#14佐藤の3Pシュートで再び1点差につめられたところでオフィシャルタイムアウトに突入した。
#54ガードナーの華麗なステップで点差を広げるが、名古屋Dも#43エサトンの3Pシュートで喰らいつく。その後はお互い得点を取り合う時間が続き、ワンポゼッション差を争う拮抗した展開に。
残り30秒に#19西田のドライブから45-43とリードに成功するが、名古屋D#43エサトンにレイアップを決められ、45-45の同点でハーフタイムを迎える。
3Q 三河 68–62 名古屋D (三河 23–17 名古屋D)
大青援の後押しを受け、強固なディフェンスでリードを広げる
スタートは、#0オーガスト、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ。
#43イのジャンプシュートで先制するものの、名古屋D#2齋藤、#43エサトン、#11須田の連続得点で47-53とリードを許す展開に。
点差を詰めたい状況で#10レイマンがドライブ、ゴール下の連続得点に成功し、再びワンポゼッション差に詰める。
開始4分、#43イが3Pシュートを射抜き、54-53と逆転に成功。その後は両者、点を取り合うシーソーゲームに。残り2分半には#11久保田がタフな3Pシュートを決め65-60と点差を広げる。さらに#10レイマン、#54ガードナーが得点を重ね、68-62とリードを保って最終Qに入った。
4Q 三河 91–85 名古屋D (三河 23–23 名古屋D)
名古屋Dの猛追を受けるも、エース西田が要所で得点して勝利に導く
スタートは、#0オーガスト、#1中村、#18角野、#27石井、#54ガードナー。 序盤から強度の高いディフェンスで4分間名古屋Dに得点を許さず、#0オーガストの3Pシュート、#54ガードナーの力強いドライブなどで76-62と一気にリードを広げる。
名古屋D#0フランクスのジャンプシュートを決められるが、#11久保田がタフショットをねじ込んで満員の観客を魅了する。しかしその後は、名古屋D#0フランクス、#43エサトンの連続得点を許して78-73と5点差まで追い上げられる。
名古屋Dの猛追を受ける中、#10レイマンがダンクを叩き込んで再びチームを勢い付けるが、名古屋D#2齋藤に連続で3Pシュートを決められて、82-80のワンポゼッション差に迫られる。
我慢の展開が続くが、エース#19西田が3Pシュート、ドライブの連続得点に成功。名古屋D#2齋藤も3Pシュートで対抗するが、#19西田が鋭いドライブで切り込んでリードを譲らない。名古屋Dの猛追を振り切り、6点差で熾烈な“愛知ダービー“に先勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
名古屋さんに良いスタートを切らせてしまったと思います。その流れでも変わることなく選手たちがゲームプランを忠実に遂行してくれたことが、この結果に繋がったと思います。
自分たちがやるべきこと、特に”ペイントエリアを守る”という点をやり続けてくれたことは素晴らしかったと思います。
また、個人で打開しようとせずにチームで難しい状況を打破してくれたと思います。それは、21アシスト・10ターンオーバーという数字に現れていると思います。
ただ、名古屋Dさんは良いコーチとタレントのある選手がいる素晴らしいチームです。明日は今日と同じレベルのプレーでは勝てないので、今日以上のプレーを求められると思います。
最後にこの勝利のためにやるべきことをやってくれた選手たちを誇りに思います。
-#0オーガスト選手、#10レイマン選手、#19西田選手、#43イ選手が二桁得点。#54ガードナー選手には激しいマークが来ていたと思いますがいかがでしょうか?
名古屋Dさんはディフェンスの素晴らしいチームで、ピックアンドロールに対しても色々なディフェンスの仕方を持っているチームなので、明日はそういった点を早めに判断してどう選択するかを図りたいと思います。
ガードナー選手についてですが、NBAで例えるのであれば、ニコラ・ヨキッチ選手のような選手だと常々感じています。得点、パス、リバウンドとできます。また数字だけではなくその状況の中でプレーを選択・実行できる選手です。
今日は7得点ではありましたが、ターンオーバー1つに対して、アシストが9本と、彼が選択したプレーはチームメイトを活かすプレーでした。しっかり仲間を信じてパスを供給し続けたことがこの数字に表れています。
また今日でいえば、イ選手、なにより西田選手もいいプレーをしてくれたと思います。
西田選手はスペシャルな選手だと思いますし、私もチームメイトも信頼・期待しています。その期待にしっかり応えてくれました。まだ若くて成長過程の選手なので、こういった活躍を続けて欲しいと思います。
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―試合結果―
2024年1月21日(日)
三河 ● 82 – 94 〇 名古屋D
(三河通算成績 21勝10敗)
1Q 三河 16–23 名古屋D
10-0のロケットスタートも、3Pシュートを高確率に決められ逆転を許す
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#19西田、#43イ、#54ガードナー。
#19西田、#54ガードナーのアタックで先手を取る。立ち上がりからエナジー全開のディフェンスで名古屋Dの攻撃を封じ、#19西田のキックアウトから#10レイマンが3Pシュートを沈めて7-0に。開始3分に#10レイマンが再び3Pシュートを突き刺して10-0と主導権を握る。
タイムアウトで立て直した名古屋Dに3連続で3Pシュートを決められるも、#54ガードナーが軽快なステップからジャンプシュートを沈め、#19西田がファストブレイクからフリースローを獲得して対抗する。
しかしその後は、名古屋D#0フランクス、#14佐藤に得点を重ねられ、残り3分にターンオーバーから走られて14-15と逆転される。すぐに#10レイマンの1on1でリードを奪い返すが、名古屋D#14佐藤の3Pシュートで再逆転され、#12中東のファストブレイクで点差を広げられる。残り30秒に名古屋D #14佐藤の3Pシュートを決められ、7点ビハインドを背負う。
2Q 三河 33–48 名古屋D (三河 17–25 名古屋D)
名古屋Dの勢いを止められず、15点のビハインドで折り返す
スタートは、#0オーガスト、#3柏木、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
開始早々、名古屋D #14佐藤の3Pシュートで16-26と二桁リードを作られる。中外とテンポの良いボールムーブから#27石井がカットインで得点するが、名古屋D#14佐藤に4本目の3Pシュートを決められて点差を詰めることができない。
#10レイマンが3Pシュート、リバウンド、フリースローと連続で7得点を挙げて点差を一桁に戻すが、名古屋Dにインサイドを攻められてリードを二桁に戻される。
#10レイマンのダンク、#43イのゴール下で追いかけるが、名古屋D#11須田、#14 佐藤に連続で3Pシュートを決められる我慢の時間が続く。
残り3分にスティールから名古屋D#0フランクスに決められて16点のビハインドを背負うが、#43イのミドルシュート、ファストブレイクの連続得点で食らいつく。しかし残り1分、名古屋D#1パークスジュニアに3Pシュートを決められ、15点のビハインドで前半を終える。
3Q 三河 47–60 名古屋D (三河 14–12 名古屋D)
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要所でミスが出て波に乗り切れず、13点差で最終Qへ
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#18角野、#43イ、#54ガードナー。
両チームともに約2分間無得点の重苦しい立ち上がりになる。先に停滞を破ったのは名古屋D。#0フランクスのバスケットカウントで33-51とリードを広げられる。
#54ガードナーがアタックからフリースローを獲得。#43イの3Pシュート、#54ガードナーがリバウンドからフリースローで加点するが、名古屋D#12中東に立て続けにリバウンドを決められて波に乗り切ることができない。
それでもチームで我慢強く戦い、#11久保田のスティールから#10レイマンが走ってダンクをお見舞い。#54ガードナーのパスに合わせてダイブした#10レイマンが再びダンクを叩き込んで12点差まで追い上げるが、ターンオーバーから名古屋D#0フランクスに決められて突き放される。
#0オーガストがバスケットカウント、リバウンドからフリースローを獲得するなどインサイドで奮闘するが、名古屋D#0フランクスに3Pシュートで返上され、13点差で最終Qを迎えた。
4Q 三河 82–94 名古屋D (三河 35–34 名古屋D)
一時は一桁点差まで猛追するが、最後まで名古屋Dの3Pシュートを止められず敗戦
スタートは、#0オーガスト、#3柏木、#10レイマン、#21橋本、#27石井。
#10レイマン、#27石井の積極的なアタックで先行するが、名古屋Dは#11須田の3Pシュート、#2齋藤のフリースローで返上して主導権を渡さない。
#11久保田がドライブでこじ開け、#10レイマンがファストブレイクから得点して追い上げムードを作るも、名古屋D#12中東、#0フランクスに連続で3Pシュートを浴びて、開始3分半に点差を19点に拡大される。
劣勢を強いられる中、#11久保田がドライブでディフェンスを収縮させ#43イのミドルシュートで加点。#10レイマンがファストブレイクでバスケットカウントをもぎ取り、#43イがファストブレイクからフリースローを獲得して追撃するが、またも名古屋D#0フランクスの3Pシュートで流れを断ち切られる。
それでも下を向くことなく、#18角野の3Pシュート、#10レイマンのファストブレイクと3Pシュートの連続得点で11点差まで猛追。両チームのファン・ブースターも熱気に満ちた応援合戦を繰り広げる。
#43イが粘り強いディフェンスで名古屋D#2齋藤からスティールして#54ガードナーが得点するなど、終盤#54ガードナーが連続で8得点をマークして8点差に詰め寄るが、追いつくことができず。“愛知ダービー“は1勝1敗の痛み分けに終わった。
シーホース三河 ヘッドコーチ ライアン・リッチマン 試合後コメント
10-0のランと、立ち上がりは非常に良かったと思います。ただ自分たちのミスで巻き返されてしまい、苦しい展開にしてしまいました。
#19西田選手が負傷し前半途中から出ることができなくなり、“次の選手が立ち上がらなければならない”というところで空回りしてしまったと思います。ターンオーバー、セカンドチャンスポイントを許す、ルーズボール取られてしまったところが最終的な結果に繋がってしまったと思います。
自分たちのベストの試合だとは言い難いので、ここから学んで、今週練習して次に進みたいと思います。
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