21日、中山競馬場5Rで行われた3歳未勝利(3歳・未勝利・芝2200m)で、4番人気カムフライ(牡3、美浦・辻哲英厩舎)が第1着となり、リチャード・キングスコート騎手(イギリス)はJRA初勝利を挙げた。  キングスコート騎手は2022年…

 21日、中山競馬場5Rで行われた3歳未勝利(3歳・未勝利・芝2200m)で、4番人気カムフライ(牡3、美浦・辻哲英厩舎)が第1着となり、リチャード・キングスコート騎手(イギリス)はJRA初勝利を挙げた。

 キングスコート騎手は2022年の英ダービーをデザートクラウンで制覇。今回が初の来日で、短期免許期間は1月6日(土)から2月29日(木)となっている。

【R.キングスコート騎手のコメント】
「とても長い3週間でした。厩舎関係者、馬主、牧場の皆様から多大なる協力をいただいて、たくさんの良い馬に乗せてもらっていたのですが、なかなか思うような結果が出せませんでした。ただ馬たちはよく走ってくれたので、いつかはと思っていましたが、ようやく勝つことができました。馬に乗れることの素晴らしさを改めて実感しています。常々日本の競馬は世界一だと思っていて、いつかは乗りたいと思っていたところ、2022年のダービーを勝って、チャンスが巡ってきたなと思いました。希望が叶えられて、とても幸運に思っています。

 日本の競馬はヨーロッパの競馬とは全く違って競走も多いですし、1レースの頭数もとても多く、最後の直線でもどの馬が勝つかぎりぎりまでわからないくらい、とても厳しい競馬だと思っています。僕にとって日々勉強になっており、とても良い経験になっています。これからも応援よろしくお願いします」

(JRAのホームページより)