冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)の第73回スピードスケート選手権大会とフィギュアスケ…

冬の全国高校総体(インターハイ=全国高体連など主催、読売新聞社共催)の第73回スピードスケート選手権大会とフィギュアスケート選手権大会は20日、岐阜県恵那市でスピードスケート男子1万メートルと男女各1500メートル、茨城県ひたちなか市でフィギュアスケート女子予選C組と男子決勝が行われた。群馬県勢は、スピードスケート男子1万メートルで嬬恋の市場椋也選手(3年)が1位となった。

市場選手は男子5000メートルとの2冠を成し遂げ、「普段から外リンクで滑ってきてよかった。とてもうれしい」と笑顔を見せた。目標は15分を切って優勝することで、そのどちらも達成し「今まで支えてくれた両親や監督たちに感謝の気持ちを伝えたい」と話した。

レース前から雨が降り、気温も低く、体が硬かったため、足を精いっぱい動かすことを意識した。終盤、同組だった白樺学園の立花英太郎選手(3年)の足音が聞こえ、追い上げてくるのが分かったが、「負けたくない」と、気合を入れた。2秒近く差をつけてフィニッシュし、「めちゃめちゃ熱い戦いだったね」と立花選手に声をかけ、「ありがとう」と健闘をたたえ合った。

土屋賢祐監督は「こつこつ練習するタイプ。努力が実って良かった」と喜んだ。市場選手は大学でも競技を続ける予定で、五輪出場が夢という。「外リンクだけでなく、中リンクでも結果を出したい」と、さらなる成長を誓った。(隅田一)