10月の東京でデビュー勝ちしたアフィリオン(牡3、美浦・古賀慎明厩舎)が、日曜中山9Rの若竹賞(3歳・1勝クラス・芝1800m)で無傷の2連勝を狙う。  アフィリオンは父サトノダイヤモンド、母イストワールファム、母の父ローエングリンの血…

 10月の東京でデビュー勝ちしたアフィリオン(牡3、美浦・古賀慎明厩舎)が、日曜中山9Rの若竹賞(3歳・1勝クラス・芝1800m)で無傷の2連勝を狙う。

 アフィリオンは父サトノダイヤモンド、母イストワールファム、母の父ローエングリンの血統。母は現役時代に4勝を挙げた活躍馬。4代母は93年の桜花賞とオークスを制したベガなので、アドマイヤベガやアドマイヤドン、ハープスターといったGI馬と同牝系となる。

 10月東京の新馬はスローペースの逃げから上がりをまとめ、1馬身3/4の着差以上の完勝。推定上がり3Fも11.6-11.2-11.3と優秀だったので、ルメール騎手が高評価したのも当然といえる。今回は中山替わり、初のコーナー4つの競馬と課題もあるが、春の大舞台を目指すのであれば、通過点にしなければいけない一戦。しっかりと賞金を加算して、トライアルに駒を進めたい。