世界陸上ロンドン大会で8月6日に男子マラソンが行われた。今大会で代表戦線からの撤退を表明している川内優輝(埼玉県庁)が、2時間12分19秒で日本人トップの9位に入った。

川内は看板との接触や給水失敗、20キロ過ぎの転倒などアクシデントもあり上位陣から遅れたが、苦悶の表情を浮かべながら粘りの走りを続けた。

これが日の丸ラストランと覚悟を決めて力を振り絞る川内は、徐々に順位を上げて入賞ラインの8位が見えるところまで迫る。3秒差で届かなかったが2011年、2013年大会の18位を超える自己最高の9位でゴールした。

日本勢では中本健太郎(安川電機)が2時間12分41秒で10位、井上大仁(MHPS)が2時間16分54秒で26位だった。

川内の代表ラストランには、「最後の追い上げ凄かった」「大健闘だと思う。川内のラストスパートは見てて感動した」「日本人最高位なのは間違いない。引退撤回して東京までやってほしい」「川内の追い上げは最後まで見ててよかったと思った」などの声が寄せられている。

実業団に所属しない“最強の市民ランナー”として走り続けてきた川内。大会前の宣言通り、ここでキャリアに一区切りをつけるのか。

川内優輝が自己最高9位(2017年8月6日)(c)Getty Images

川内優輝が自己最高9位(2017年8月6日)(c)Getty Images