「スケートができる喜びと感謝の気持ちを胸に、勝利を目指し最後まで全力で滑り切ることを誓います(岐阜県立恵那農業高・3年生の原田海聞(はらだ・かもん)選手」 17日、冬の全国高校総体(冬季インターハイ)における第73回スピードスケート選手権…

「スケートができる喜びと感謝の気持ちを胸に、勝利を目指し最後まで全力で滑り切ることを誓います(岐阜県立恵那農業高・3年生の原田海聞(はらだ・かもん)選手」

17日、冬の全国高校総体(冬季インターハイ)における第73回スピードスケート選手権大会とフィギュアスケート選手権大会が岐阜県恵那市と茨城県ひたちなか市の2会場で開幕の時を迎えた。

岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場で行われたスピードスケート開始式では、岐阜県立恵那農業高・3年生の原田海聞(はらだ・かもん)選手が高らかに選手宣誓し、大会がスタート。

同日、茨城県ひたちなか市の山新スイミングアリーナで開会したフィギュアスケート大会初日では、茨城県立水戸三高・3年の塙雪月花(はなわ・きらら)選手と県立水戸一高校の佐川瑚桜(さがわ・こはる)選手の二人が「両親、コーチなどの声援に最高の演技で応えたい」と選手宣誓の大役を果たしたという。

スピードスケート第4日目にあたる20日、岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場で男女3種目が行われ、男子1万メートルで嬬恋高3年の市場椋也が14分57秒76をマークし優勝。18日の同5000メートルと合わせて2冠を達成している。

冬の熱戦は、まだまだ続く。

冬季インターハイは、20日に幕開けしたアイスホッケーが青森県八戸市のテクノルアイスパーク八戸などで開催され、2月にはスキー大会が富山県で予定されている。

スキー競技は、アルペンが富山県南砺市のたいらスキー場で、クロスカントリーは(アルペンと同じく南砺市の)たいらクロスカントリー場で行われ、ジャンプは富山市の富山県スキージャンプ場立山シャンツェで開催予定だ。

ノルディック コンバインドは、富山市 富山県スキージャンプ場立山シャンツェ・あわすの平クロスカントリーコースで、高校生スキーヤーによる熱き戦いが繰り広げられる。スキーの閉会式は、2024年2月11日(日)15時30分から(2月7日の開会式と同じ会場)南砺市のじょうはな座で行われる予定だ。

文/スポーツブル編集部