昨年末、トロント・ラプターズとのトレードでフォワードのOG・アヌノビーをロスターに加えたニューヨーク・ニックス。2月9日(現…

 昨年末、トロント・ラプターズとのトレードでフォワードのOG・アヌノビーをロスターに加えたニューヨーク・ニックス。2月9日(現地時間8日)のトレードデッドラインに向け、球団はユタ・ジャズのジョーダン・クラークソンの獲得も狙っているようだ。

 ニックスはラプターズとのトレードでイマニュエル・クイックリー、RJ・バレットを失ったことで、手薄になったガード陣の補強を狙っていると現地記者のマーク・ステイン氏は報道。クラークソンのほか、マルコム・ブログドン(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、テリー・ロジアー(シャーロット・ホーネッツ)、アレック・バークス(デトロイト・ピストンズ)といったガードらに関心を寄せているという。

 フィリピン代表としても活躍しているクラークソンは、2014年のNBAドラフトで全体46位指名を受け、ロサンゼルス・レイカーズでリーグデビュー。巧みなハンドリングとオフェンスセットが持ち味で、2019-20シーズンからプレーしているジャズでは2021年に最優秀シックスマン賞に輝き、直近のシーズンでは先発起用に応えている。

 シーズン序盤こそ黒星が先行していたジャズだが、昨年の12月中旬からは徐々に白星が増え、年明け後の10試合では8勝2敗と好調をキープ。22勝21敗と勝率を50パーセントまで戻し、チームはウェスタン・カンファレンスの9位につけている。

 ニックスはアヌノビーの獲得から勝利を積み重ね、こちらも年明け後の10試合で8勝2敗を記録。長らく遠ざかっているリーグ制覇に向けて着々と戦力を整えるなか、チームはガード陣の補強を実行に移すだろうか。

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