ホープフルSで3着だったサンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、若駒ステークス(3歳・リステッド・芝2000m)で待望の2勝目を狙う。  サンライズジパングは父キズナ、母サイマー、母の父Zoffanyの血統。ここまで5戦1勝。…

 ホープフルSで3着だったサンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が、若駒ステークス(3歳・リステッド・芝2000m)で待望の2勝目を狙う。

 サンライズジパングは父キズナ、母サイマー、母の父Zoffanyの血統。ここまで5戦1勝。昨年6月の新馬(東京芝1800m)は4着。しかし、ダートに転じた2戦目の未勝利(阪神ダ1800m)で初勝利を挙げると、JBC2歳優駿でもフォーエバーヤングの2着に食い込んだ。その後、カトレアSは15着に大敗したが、4戦ぶりの芝となったホープフルSで3着に大健闘。明け3歳馬ながら、早くも芝ダート二刀流でポテンシャルの高さを示している。

 現状のネックは収得賞金が890万円しかなく、2勝馬よりも下の扱いとなること。実際、先日のブルーバードCは賞金不足で出走が叶わなかった。春の大目標は芝のクラシックか、あるいは今年から整備された3歳ダート三冠か。いずれにしても、賞金加算は必須。未勝利を勝った時の鞍上で武豊騎手を確保し、何が何でも負けられない一戦となる。