12月の阪神でデビュー勝ちしたストーンズ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、若駒ステークス(3歳・リステッド・芝2000m)で無傷の2連勝を狙う。  ストーンズは父ドゥラメンテ、母ジェイウォーク、母の父Cross Trafficの血統。母は…

 12月の阪神でデビュー勝ちしたストーンズ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、若駒ステークス(3歳・リステッド・芝2000m)で無傷の2連勝を狙う。

 ストーンズは父ドゥラメンテ、母ジェイウォーク、母の父Cross Trafficの血統。母は18年にフリゼットSとBCジュベナイルフィリーズを制し、エクリプス賞の最優秀2歳牝馬に選ばれた名牝。一昨年のセレクトセール1歳で3億円(税抜)で落札された。

 12月阪神の新馬(芝2000m)は好位で運び、4角で外から進出。直線に向いて先頭に立つと、迫るスピードリッチをハナ差凌いで押し切った。辛勝ではあったが、時期を考えると、勝ったことに価値がある一戦だった。

 友道厩舎は過去8頭が若駒Sに参戦。勝利した2頭、09年アンライバルドと16年マカヒキはともにクラシックを制している。そう考えると、ストーンズにとっても今後を左右する一戦となることは間違いなし。春の大舞台に向けて、絶対に負けるわけにはいかない。