JRAは19日、第65回アメリカJCC(GII、芝2200m)の枠順を発表した。 数多の重賞を経験し抜群の安定感を誇るボッケリーニは8枠12番、晩成開花のチャックネイトは8枠11番、紅一点のモリアーナは3枠3番から発走する。 ◆【アメリカジ…

JRAは19日、第65回アメリカJCC(GII、芝2200m)の枠順を発表した。

数多の重賞を経験し抜群の安定感を誇るボッケリーニは8枠12番、晩成開花のチャックネイトは8枠11番、紅一点のモリアーナは3枠3番から発走する。

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■頭数が収まれば外枠に妙味

過去10年で5、6枠が2勝、他が1勝ずつ、連対数もどの枠も2連対はしており、枠による有利不利は影響しない傾向。3連対以上を記録しているのは5枠【2.1.1.14】、6枠【2.2.1.15】、7枠【1.2.1.16】で、こちらは若干優勢となっている。中山の内回りコースこそ枠の差が出やすいが、2200mの外回りコースなら大体フラットと考えていいだろう。

今年は12頭立て。比較的頭数が収まった14頭立て以下の年は、過去10年のうち5回あった。5回分の枠別成績を見てみると、6~8枠はどの枠も【1.1.1.7】で合わせて【3.3.3.21】勝率10.0%、複勝率30.0%、単勝回収値151、複勝回収値158を記録。一方、1~5枠が【2.2.2.26】勝率6.3%、複勝率18.8%。単複回収値はいずれも50前後と物足りない。

頭数が収まる際は、むしろ外枠に妙味が増す傾向だ。8枠に入ったボッケリーニとチャックネイトは少しでもオッズがもらえるならむしろ買い。

1~5枠においては、当日上がり3位以内の末脚を使えた馬は【2.2.2.2】をマークしており、中団からもしくはマクリ競馬ができた馬の好走が目立った。そういった脚質を考慮すると、マイネルウィルトス、ショウナンバシットあたりにチャンスがありそうだ。

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(SPREAD編集部)