<大相撲一月場所>◇五日目◇18日◇東京・両国国技館 スリムな序二段九十五枚目・大馬翔(追手風)が、自身よりも約83キロ、およそ2倍も重い序二段九十七枚目・奄美岳(山響)を電車道の押し出しで下し、2勝目を挙げた。体重差をものともしない15歳…
<大相撲一月場所>◇五日目◇18日◇東京・両国国技館
スリムな序二段九十五枚目・大馬翔(追手風)が、自身よりも約83キロ、およそ2倍も重い序二段九十七枚目・奄美岳(山響)を電車道の押し出しで下し、2勝目を挙げた。体重差をものともしない15歳若手力士の活躍に、館内には「おぉ」とどよめきが沸き起こった。
岐阜県出身、平成20年(2008年)生まれの若干15歳である大馬翔。初土俵は令和5年(2023年)三月場所。身長166センチ、体重89.3キロとまだ小柄な大馬翔が五日目に対戦したのは、身長178.5センチ、体重172.2キロと82.9キロも重い奄美岳だ。
見た目にも倍以上の厚みのある体格差となった一番。だが立ち合い頭を下げて当たった大馬翔は、果敢に前に出る一気の攻めを展開。そのまま電車道で圧倒し、押し出しで勝って2勝目を挙げた。大馬翔が体格差を制して勝利すると館内には「おぉ」とどよめきが広がり、大馬翔の四股名が書かれた応援タオルを掲げていた女性ファンも歓喜していた。敗れた奄美岳は2敗目を喫した。
大馬翔の圧勝に、ABEMAの視聴者も「勝った!」「おおお」「やったやん」と喜びの声を上げていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)