【プレミアリーグ】チェルシー 1-0 フラム(日本時間1月13日/スタンフォード・ブリッジ) 39歳のベテランDFの巧みなディフェンス技術が垣間見えた。チェルシーDFのチアゴ・シウヴァは、相手がクロスを上げてくるのを見越したポジショニングで…
【プレミアリーグ】チェルシー 1-0 フラム(日本時間1月13日/スタンフォード・ブリッジ)
39歳のベテランDFの巧みなディフェンス技術が垣間見えた。チェルシーDFのチアゴ・シウヴァは、相手がクロスを上げてくるのを見越したポジショニングで攻撃を阻止。経験に基づく準備の上手さでピンチを切り抜けた。これには解説を務めた元日本代表DF太田宏介氏も「コース取りが上手い」と大絶賛していた。
スコアレスで迎えた19分、フラムのMFアンドレアス・ペレイラは右SBのケニー・テテとのパス交換でチェルシー守備陣の背後を取ると、そこに完璧なフィードが届いてチャンスが生まれた。
対してチェルシーのチアゴ・シウヴァは、アンドレアス・ペレイラに前を向かれたがチャージやタックルを仕掛けるのではなく、クロスのコースを消す守備で対応。ものの見事にベテランDFの予測は当たり、クロスを阻止しただけでなく、最終的にはゴールキックを勝ち取った。
この熟練らしい見事は守備対応には、スタンフォード・ブリッジのゴール裏に詰めかけたチェルシー・サポーターたちも大きな拍手を送った。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの太田宏介氏は、「コース取りが上手いですよね。100%で対応するというよりは、相手のポジショニングを見ながら一番良いコースに入る。しかも最後はマイボールにする。あれでコーナーキックになるのとゴールキックになるのは全然違う」と大絶賛した。
今季プレミアリーグのフィールドプレーヤーでは最年長のベテランDFの熟練の守備には、視聴者も「匠の技」、「最強だな」、「チアゴえぐいて」と賞賛の声を寄せていた。
チアゴ・シウヴァは今季も、39歳とは思えないパフォーマンスでチェルシーの最終ラインを牽引。20歳のリーヴァイ・コルウィルとマロ・ギュスト、22歳のブノワ・バディアシルなどの若手DFたちにとって良き見本となっている。
(ABEMA/プレミアリーグ)