みやこSで3着だったウィリアムバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。  ウィリアムバローズは父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ、母の父シンボリクリスエスの血統。ここま…

 みやこSで3着だったウィリアムバローズ(牡6、栗東・上村洋行厩舎)が、東海ステークス(4歳上・GII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。

 ウィリアムバローズは父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ、母の父シンボリクリスエスの血統。ここまで16戦5勝。デビュー4戦は芝で勝てなかったが、ダートに転じて快進撃。一昨年の卯月S、昨年のラジオ日本賞とオープンを2勝。マーチSで2着、みやこSで3着と重賞でも勝ち負けを演じている。ダートに限れば12戦して6勝、2着4回、3着1回、着外は1回のみと安定感抜群なので、ここも好勝負は必至だ。

 ミッキーアイル産駒はこれまでJRA重賞を11勝しているが、メイケイエールが6勝、ナムラクレアが4勝、ララクリスティーヌが1勝で全て牝馬。一方の牡馬は延べ10頭で未勝利。デュアリストが20年の兵庫ジュニアグランプリを制しているが、JRAではウィリアムバローズの23年マーチSの2着が最高着順となっている。ここで待ちに待った牡馬のタイトルゲットとなるか、その走りに注目したい。

【ミッキーアイル産駒のJRA重賞制覇】
・メイケイエール…20年小倉2歳S、ファンタジーS、21年チューリップ賞、22年シルクロードS、京王杯スプリングC、セントウルS
・ナムラクレア…21年小倉2歳S、22年函館スプリントS、23年シルクロードS、キーンランドC
・ララクリスティーヌ…23年京都牝馬S