テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝で第7シードのS・チチパス(ギリシャ)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク130位のZ・ベルグス(ベルギー)…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、昨年準優勝で第7シードのS・チチパス(ギリシャ)がラッキールーザーで本戦入りした世界ランク130位のZ・ベルグス(ベルギー)を5-7, 6-1, 6-1, 6-3の逆転で破り、6年連続6度目の初戦突破を果たした。この試合の第2セット、第2ゲームで観客やベルグスは呆然する驚異的なプレーをチチパスがみせている。
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25歳で世界ランク7位のチチパスは全豪オープンに2018年から7年連続で出場。昨年大会ではグランドスラム2度目の準優勝を果たした。
この日の第1セット、互いにサービスキープを続けるも終盤となる第11ゲームでブレークを許したチチパス。直後の第12ゲームではブレークバックのチャンスを3度握るも活かせず、先行される。
それでも続く第2セット、第2ゲームで相手も呆然とするスーパーショットをチチパスが叩き込む。ベルグスが返球したボールにバックスピンがかかるもチチパスは相手コートに落ちる前にスマッシュ。強力なショットでブレークに成功すると第6ゲームで2度のブレークを奪い1セットオールに追いつく。
勢いに乗るチチパスは第3セット、3度のブレークに成功しセットカウント2-1と逆転。第4セットも序盤から攻撃の手を緩めず獲得し、2時間59分で勝利した。
試合後の会見でチチパスは「素晴らしかった。この試合の第2、第3セットは素晴らしいテニスができた。スコアを意識しすぎず、ラリーの序盤からプレッシャーをかけながら、力強いショットを打てたわ。あのレベルのテニスができて、とても気分がよかった。特に第1セットを先取された後はとても集中できた。状況を変えて、より良いテニス、より良い動きでプレーする時だと分かっていたし、フィジカル面でも彼を上回ったと思う」と振り返った。
勝利したチチパスは2回戦で世界ランク47位のJ・トンプソン(オーストラリア)と同63位のA・ブキッチ(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
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