【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド2-2トッテナム(日本時間1月14日/オールドトラッフォード) 【映像】敵も味方も押しのけてドンピシャヘッド弾  絶好調の悪童の勢いが止まらない。トッテナムはCKのチャンスを得ると、キッカーのペ…

【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド2-2トッテナム(日本時間1月14日/オールドトラッフォード)

【映像】敵も味方も押しのけてドンピシャヘッド弾

 絶好調の悪童の勢いが止まらない。トッテナムはCKのチャンスを得ると、キッカーのペドロ・ポロからのクロスをリシャーリソンがドンピシャヘッドで合わせてゴール。密集地帯で相手だけでなく味方さえも押し退けて強引にシュートを放ち、試合を振り出しに戻す貴重な一撃を決めた。

 トッテナムが0-1と追いかける展開で迎えた19分、アウェイチームがCKのチャンスを獲得した。

 右SBの選手ながら前節終了時点で6アシストを記録しているキック精度抜群のペドロ・ポロがインスイングのクロスをボックス内に上げると、これをリシャーリソンがドンピシャヘッド。その過程では、相手だけでなく味方2人も押し退けてからシュートを放っており、彼の強引さが生きた場面だった。

 このゴールに視聴者は「リシャ覚醒!」「どうしてこんなにヘディング決まるの?!」「最近のリシャ決めるんだよね」「アンジェも大喜び」と得点力が爆発しているリシャーリソンはもちろん、「てかめっちゃいいクロス入ったな」「ピンポイントクロス」など正確過ぎるポロのクロスに大興奮。

 ABEMAで解説を務めた元日本代表の坪井慶介氏はこの場面を「入ってくる選手に合わせるというより、あそこに蹴ると決めて蹴ってると言う感じ」と説明。「あれだけ密集してるなかであの位置に正確に蹴れる。巻いて少しニアで落とすようなボールだったと思うけど、正確。リシャーリソンのヘディングはもちろん見事ですけど半分はポロのボールだったかな」とクロスを入れたスペイン代表DFを称賛した。

 昨季のプレミアリーグでは1ゴール3アシストと、物足りない結果に終わったリシャーリソンだが、今季は数字に残る結果を残すことができている。特に直近のリーグ戦6試合では6ゴールと得点源として才能が開花しており、主将でエースのソン・フンミンがアジアカップ出場のために約1ヶ月間チームを離れる中で求められた仕事を果たしている。

(ABEMA/プレミアリーグ)