26位 Sランドン・コリンズ

(ジャイアンツ)

2016年シーズン最も成長した若手選手の一人がNYジャイアンツSランドン・コリンズだ。2015年のドラフト2巡目全体33位ながらルーキーイヤーは、カバーに入った場所から620ヤードと5TDを許しあまり活躍しなかった。しかし、FSからSSへと起用方法が変わったことが開花のきっかけとなった。昨年はSSとして出場すると初戦から次々とタックルを決め、108回のバッカニアーズLBケイワン・アレキサンダーに次いで2番目に多い100回のソロタックルを決めた。パスディフェンスでもロングパスを中心に防ぎレシーバーを逃さずに貢献した。100回以上ソロタックルを決めながらパスディフェンスでも貢献した選手はNFL史上でも稀であり、AP通信の最優秀守備選手投票で3位にまで登りつめた。またインターセプトをした際は高校時代のRBとしての経験を生かし、タックルを次々とかわしてTDを決める場面もあった。

ジャイアンツがNFL2位の1試合あたり17.8点しか相手に得点を許さず2011年以来のプレーオフ進出を決めたのはコリンズの活躍抜きには語れないだろう。2017年シーズンはさらなる活躍が期待される。

 

27位 WRマイク・エヴァンス

(バッカニアーズ)

マイク・エヴァンスはルーキーイヤーと2年目で1000ヤード以上のレシーブを記録、たった2年で一流のレシーバーとして名乗りを上げた。背の高さと足の速さを生かして確実にDBに競り勝てることが強みだ。ロングターゲットして優れていることは、ボールをキャッチした時点での獲得ヤードがNFLでトップの1152ヤード、平均で11.8ヤードを獲得していることからもわかる。ターゲットとして優れていることはTDやファーストダウン更新が多く、二つの回数を合わせるとNFL最多の80回を記録している。また、2015年は15回あった落球が7回までに減り、反則も7回減少し、確実性が向上した。QBジェイミス・ウィンストンがエヴァンスにNFL最多となる168回のパスを投げたのは信頼の証だ。

12週のシアトル・シーホークスとの試合ではNFLでもトップレベルのCBリチャード・シャーマンにカバーされながらも8補給104ヤード2TDでチームの全TDを一人であげ勝利に繋げた。チーム自体、昨シーズンの後半に調子を上げている。エヴァンスが2017年シーズンも活躍すればさらに勝ち星を上げることができるだろう。

28位 Sアール・トーマス

(シーホークス)

一言で表すと、NFLで理想とされているSだ。どんなSよりも正確にプレーを分析し、反応が非常に早い。レシーバーがどこから来ようともカバーし、相手のチャンスを的確に潰す、守備範囲の広い選手だ。トーマスが後ろに控え、ビッグプレーを未然に防いでくれているからこそ、シーホークスディフェンスの他のメンバーは安心して積極的なプレーを貫くことができる。

2016年シーズン、トーマスにとってキャリアではじめて全試合出場を逃がし、負傷で最後の5試合を欠場した。トーマスが出場していた11試合では平均16失点だったが、欠場した5試合では平均23点失点、つまり1TD多く得点されているのも事実。出場した11試合は計44タックル、パス防御11回2INTと例年通りの活躍を見せていた。トーマスがいればプレーオフの結果も変わっていた可能性もあった。2017年シーズンは完璧な状態で帰ってきてもらいたい。

 

NFL the TOP 50 playersの1位〜10位はハドルマガジン8月号Vol.31に掲載しています。ご購読はこちら。