4年目の永島まなみ騎手が愛知杯(4歳上牝・GIII・芝2000m)のエニシノウタ(牝6、栗東・笹田和秀厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。  永島騎手は21年デビューの21歳。デビューイヤーは7勝に留まったが、2年目は21勝、そして3年目の…

 4年目の永島まなみ騎手が愛知杯(4歳上牝・GIII・芝2000m)のエニシノウタ(牝6、栗東・笹田和秀厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 永島騎手は21年デビューの21歳。デビューイヤーは7勝に留まったが、2年目は21勝、そして3年目の昨年は50勝と、年々勝利数を伸ばしている。これまでJRA重賞は5回騎乗して、昨年の新潟2歳Sのルクスノアの4着が最高着順。ただ、今年は騎乗機会も増えるはずで、いずれタイトルに手が届くだろう。

 愛知杯ではエニシノウタに騎乗する。昨年5月に2勝クラスを快勝。続く小倉記念で永島騎手と初コンビを組んだが、後方から伸びを欠いて1秒5差の9着。前走の自己条件でも11着に敗れているので、重賞では家賃が高い印象だが、どこまで食い下がれるか。藤田菜七子騎手、今村聖奈騎手に続く、JRA所属の女性騎手によるJRA重賞制覇は簡単ではないが、少しでも上位に食い込んでほしい。