男子テニスで世界ランク111位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が10日、自身のSNSを更新。9日に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のシングルス予選1回戦で敗れ、2014年の全米オープン(アメリ…

男子テニスで世界ランク111位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が10日、自身のSNSを更新。9日に行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のシングルス予選1回戦で敗れ、2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)から続く四大大会本戦の連続出場記録が36大会で途切れたことについて「つらい」と想いを語った。
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31歳のシュワルツマンは身長170㎝という小柄な体格ながらツアーで活躍し、シングルスでは4度のツアー優勝を達成。2020年10月には自己最高位となる世界ランク8位を記録している。
四大大会では2014年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で本戦初出場。2020年の全仏オープンでは自己最高となる4強入りを果たした。
しかし昨年、不調に陥ると徐々に世界ランキングが低下。昨年6月にトップ100から陥落し、現在は世界ランク111位となっている。
そのシュワルツマンは今年の全豪オープンに予選から出場。しかし、9日に行われた予選1回戦で同165位のD・クドラ(アメリカ)に6-7 (7-9), 4-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。
この結果、2014年の全米オープンから昨年の全米オープンまで続いていたシュワルツマンの四大大会本戦36大会連続出場という記録が途絶えた。
これについてシュワルツマンは10日に自身のインスタグラムを更新し、苦しい胸の内を明かした。
「グランドスラム36大会連続出場の歴史に幕...このような素晴らしい大会からすぐに帰国するのはつらい」
「テニスは僕に想像もできなかったような多くのものを与えてくれた。年月が経てばこのような成果を楽しむことができるし、自分を責めることもなくなる」
「故郷に戻り、コルドバとブエノスアイレスで開催される1年で最も美しい大会の準備をする。さあ、コルドバ・オープンとアルゼンチン・オープンだ」
シュワルツマンが出場する予定のコルドバ・オープン(アルゼンチン/コルドバ、レッド クレー、ATP250)は2月5日に、アルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は2月12日に開幕する。