ダニエル太郎が1年9ヵ月ぶりのツアー4強 1月11日、「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ATP250)シングルス準々決勝が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク74位)は、予…

ダニエル太郎が1年9ヵ月ぶりのツアー4強
1月11日、「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/ATP250)シングルス準々決勝が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク74位)は、予選勝者のアレクサンダー・ミュラー(フランス/同79位)を6-4、6-7(3)、6-3で下し、約2年9ヵ月ぶりにツアー4強入りを果たした。

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30歳のダニエルは、14日に開幕する「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)に本戦ストレートインを決めており、今大会で弾みをつけたいところ。今季2戦目となった「ASBクラシック」初戦ではアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア/同63位)を7-5、7-5で破って初戦突破を果たすと、2回戦では第8シードのマックス・パーセル(オーストラリア/同45位)を6-2、6-4で下し、準々決勝に進んでいる。

準々決勝では、2回戦で第3シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン/同22位)を6-1、6-1で下した予選勝者のミュラーと対戦。第1セットは序盤のリードを生かして6-4で先取すると、第2セットも第1、第3ゲームでブレークし4ゲームを連取する。

だが、相手の積極的な攻撃、コーナーを突いたリターンが決まり流れが傾くと、2度のブレークを許してタイブレークへ。5連続ポイントを許して6-7(3)で第2セットを落としてしまう。最終セット第5ゲームでダニエルは、2度のブレークポイントを握られるもサービスエースでピンチを回避。直後の第6ゲームで丁寧なショットをつないでブレークに成功し、そのままリードを保って6-3で試合を締め、2時間39分の熱戦を制した。ダニエルのツアー4強は2021年4月のATP250ベオグラード以来、約2年9ヵ月ぶりとなる。

準決勝でダニエルは、第1シードのベン・シェルトン(アメリカ/同16位)と対戦。両者は、昨年に2度対戦しいずれもシェルトンが勝利しているものの、フルセットの接戦となっている。



Taro makes history! 🇯🇵@tarodaniel93 becomes the first Japanese semi-finalist in Open Era history at #ASBClassic with a 6-4 6-7 6-3 win over Alexandre Muller. pic.twitter.com/bErHQMRrxJ

— Tennis TV (@TennisTV) January 11, 2024