「2023年、あなたが選ぶ最高のGIレースは?」。netkeiba公式X(旧Twitter)では、このほどユーザーの声を募集。特に「ドウデュース復活の有馬か、イクイノックス有終の美ジャパンカップ」と秋競馬終盤を盛り上げた2頭のレースに多く…

「2023年、あなたが選ぶ最高のGIレースは?」。netkeiba公式X(旧Twitter)では、このほどユーザーの声を募集。特に「ドウデュース復活の有馬か、イクイノックス有終の美ジャパンカップ」と秋競馬終盤を盛り上げた2頭のレースに多くの声が寄せられた。

 22年の天皇賞(秋)から23年のジャパンCまでGI・6連勝を達成して現役を退いたイクイノックス。昨年は4レースに出走したが、とりわけ秋の2戦に対しては熱い思いが届いていた。天皇皇后両陛下が見守る中、ワールドレコードを叩き出した天皇賞(秋)には「天覧競馬に相応しいレース。震えた」や、「天覧競馬で世界記録を塗り替えるのもすごい」と称賛の声。

 一方ラストランになったジャパンCには、「三冠牝馬、令和の逃亡者、世界最強。23年を彩った名馬達の決戦となったジャパンカップが最高のレース」。「これほどに泣いたドラマは無かった。リベンジを果たすべく大逃げかましたパンサラッサ、それを許さなかったイクイノックス。二度と見れないだろう」と、感激した様子が伝わってくるリポストもあった。

 暮れの大一番、有馬記念は武豊騎手騎乗のドウデュースが22年の日本ダービー以来となるGI勝利。鞍上もケガから復帰直後であったことから、「この馬に乗りたい一心で復帰された武豊騎手とダービー馬の意地を見たレース」と、武豊騎手×ドウデュースのコンビを讃える声が目立った。

 23年は日本馬の海外での活躍も目立った。サウジカップのパンサラッサには、「並いる強豪を相手に一歩も前を譲らず逃げ切った勇姿は忘れられない」。海の向こうでも自らのスタイルである逃げを貫いた一戦に「戦前、テイバやカントリーグラマーに勝つなんて誰が予想した?」と、驚きの勝利を振り返る声もあった。

 そのほか、GI級競走であるJBCスプリントには「兵庫に初めてのGI馬が誕生した。新子先生をはじめとした、イグナイターに関わる全ての方が遂にビッグタイトルを獲得した記念すべきレース」。障害GIではマイネルグロンが勝った中山大障害に「圧倒的勝利。障害界の新王者爆誕」とのコメントも寄せられていた。