テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク172位の内島萌夏が同162位のE・マカロワを6-2, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たした。>>シェル…

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク172位の内島萌夏が同162位のE・マカロワを6-2, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たした。
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3試合に勝利すると14日からの本戦出場権が手に入るこの予選。内島が全豪オープンに出場するのは今回が2年連続であり、昨年はワイルドカード(主催者推薦)を受け取り本戦出場を決めたものの初戦敗退となっていた。
この日の第1セット、互いにブレークを奪い合う展開となるも内島がゲームカウント5-1と大きくリード。サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームで1度ブレークを返されるも直後の第8ゲームでこのセット4度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、11本のウイナーを決めるなどファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得した内島は1ゲームも取られず、わずか50分で勝利した。
勝利した内島は予選2回戦で世界ランク164位のF・フェロ(フランス)と対戦する。フェロは1回戦で第21シードのR・スランコバ(スロバキア)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には内島の他に世界ランク181位の坂詰姫野と、男子で同208位の清水悠太の日本勢2名が登場。しかし、坂詰は予選第22シードのS・ベイレク(チェコ)に3-6, 1-6のストレートで、清水は第17シードのF・コメサーニャ(アルゼンチン)に6-7 (2-7), 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
なお、日本勢では男子世界ランク138位の望月慎太郎と同152位の島袋将が10日の予選1回戦に登場。予選第27シードとして出場する望月は同152位のN・モレノ・デ・アルボラン(アメリカ)と、島袋はワイルドカードで出場する同260位のT・スクールケイト(オーストラリア)と初戦で顔を合わせる。