男子テニスのバンコク・オープン2(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク274位の内山靖崇が同287位のB・トミック(オーストラリア)を6-4,2-6,7-6 (7-5)のストレート…

男子テニスのバンコク・オープン2(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク274位の内山靖崇が同287位のB・トミック(オーストラリア)を6-4,2-6,7-6 (7-5)のストレートで破り、初戦突破を果たした。
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内山は昨年11月の横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2023 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)準決勝に進出したものの、内転筋の負傷により棄権しシーズンを終了。その後回復し、オフシーズンにはエキシビションマッチなどに参加した。
今シーズンは前週のバンコク・オープン1(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)からスタートさせたが、同大会は1回戦で敗北。今週はシーズン初勝利をかけて、元世界ランク17位のトミックとの一戦に臨んだ。
第1セットは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどトミックに1度もブレークチャンスを与えなかった内山が先取するも、第2セットでは2度のブレークチャンスを与え、どちらもブレークされてセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでは第6ゲームで先にブレークされ追いかける展開になるが、直後の第7ゲームでブレークバック。タイブレークでは互いに2度ずつミニブレークを奪い合うなか、6-5とした第12ポイント目で3度目のミニブレークに成功し、2時間4分で熱戦を制した。
内山は2回戦で第5シードのコールマン・ウォン(香港)と対戦する。
今大会には内山以外にも4名の日本人選手が本戦入り。世界ランク305位の内田海智は予選から出場している同303位の野口莉央と、同じく予選から出場した同396位の守屋宏紀は同314位のS・ディエス(カナダ)、同443位の高橋悠介は第7シードのH・スクワイア(ドイツ)と顔を合わせる。