高木豊氏 いよいよ2024年が幕をあけた。野球界では2月のキャンプから始まり、連覇を目指すチーム、V奪回を目指すチームが…

高木豊氏

 いよいよ2024年が幕をあけた。野球界では2月のキャンプから始まり、連覇を目指すチーム、V奪回を目指すチームがそれぞれしのぎを削ることになる。昨年は阪神が38年ぶりの日本一を達成、オリックスがリーグ3連覇を達成と投手力に秀でたチームの躍進が近年は目立っているが、今年はどんなペナントレース争いとなるか。球界内からも様々な考察の声が上がっている。

【動画】【順位予想】”今年は〇〇が1位?”高木豊が現時点で予想する2024年プロ野球順位予想について語ります!

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は1月6日に「【順位予想】〝今年は〇〇が1位?〟高木豊が現時点で予想する2024年プロ野球順位予想について語ります!【プロ野球】」と題した動画を更新。現時点での戦力を踏まえ、各球団順位予想を行っている。

 まず「まだ外国人も補強も終わっていないから断言はできないけど、また開幕前にちゃんとやりますから。気楽に流してもらって」と前置きした上で、セ・リーグ1位にあげたのは昨年度覇者の阪神だった。理由としては「岡田監督の統率力と投手力。(選手たちの)年齢的にも充実期を迎えている」と投打にわたって戦力が整っていることを理由にリーグ連覇を予想した。

 さらに阪神につぐ2位に挙げたのは2023シーズン5位に沈んだヤクルトだった。理由としては「おととし連覇したチーム。投手力も補強もしているし、打つチームだから。俺はヤクルトが来るというふうに思うけどね」と話した。昨季はリーグワーストとなるチーム防御率3・66と投手力が課題とされる。今オフは先発候補となるミゲル・ヤフーレ(前ジャイアンツ傘下3A=25)を獲得など積極補強にも動いているとあって巻き返しを期待した。

 さらに高木氏が3位に指名したのは中日だった。「打撃のチームに変身する。あの投手力を考えるとAクラスの可能性は十分にある。中田翔を獲得しただけでなく、成長も踏まえてね。(フロントが)本気だもん」と指摘した。

 中田翔加入で話題を呼ぶチームは元々、投手力が安定したチームとして知られる。一方、昨年もチーム本塁打(71本)、チーム打率(・234)ともにリーグワーストと貧打線解消が近年のチームにおいて最大の課題とされる中、打撃が上積みできれば、十分に上位争いに食い込めると見る。

 チームには安打製造機の岡林勇希や石川昂弥、ブライト健太といった成長が期待されるロマン砲も控える。昨年ブレイクした細川成也を含め、中田を中心に打撃で上積みを図れれば注目の存在となりそうだ。

 一方、Bクラスとなる4位にはDeNAをあげた。この点に関しては「バウアーが残るかどうかで変わってくる」と指摘。現在メジャーへの復帰を目指しているとされるトレバー・バウアーの去就次第で順位は変わってくると見る。

 5位は阿部慎之助新監督率いる巨人。理由としては「投手力が不安定」とした。チームは戸郷翔征、山崎伊織、赤星優志を中心とした若い投手を中心とした先発ローテ―ションが予想される中、赤星に関しても「1シーズン持つか、どうか」と年間通してパフォーマンスを残せるかが気がかりとした。ほかにも主力野手の高齢化が進んでいることをBクラスの要因にあげた。

 最下位は広島だった。この点に関しては「ドラフトで投手力を補強しているし、外国人もいい選手を取っている」としながら、西川龍馬がFAでオリックスに移籍、昨年開幕投手を務めた大瀬良大地もオフに右ひじの手術など不安定要素があること、上位にヤクルトと中日の巻き返しを予想したことでこういう順位になったとした。

 動画内ではパ・リーグ6球団についての順位予想も展開している。

 果たして今季の覇者はどのチームとなるのか。今後も様々な意見が飛び交いそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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