各場で行われてきた正月レースもいよいよ終盤に差し掛かってきた。なかでも注目のレースは、住之江のオール大阪。グランプリ、グランプリシリーズで使用されていたモーターと大阪支部の実力者が勢揃いだ。 ◆1コース舟券絡み「84%越え」 グランプリ開幕…
各場で行われてきた正月レースもいよいよ終盤に差し掛かってきた。なかでも注目のレースは、住之江のオール大阪。グランプリ、グランプリシリーズで使用されていたモーターと大阪支部の実力者が勢揃いだ。
◆1コース舟券絡み「84%越え」 グランプリ開幕荒れ模様も「イン優勢」変わらず
ナイター開催で馴染みのある住之江だが、今節は「デイ開催」となっている。
その他、ボートレースを楽しめるよう注目の”目玉レース”としてレース番組内の好モーターを紹介する。それでは、「1月7日」に行われるボートレースの中から「モンスターモーター5機」をご紹介しよう。
【目玉レース① 住之江】「賞金王」モーターが光り輝く
▶住之江12R 締切予定時刻16:45 ＝1/7モンスターモーター認定＝
◎1号艇：[A1]上條暢嵩 勝率7.30 【88号機】 ※勝率期間 2023年5月1日～2023年10月31日
———————————– ＜88号機DATA＞※2023年3月19日～2024年1月6日 勝率6.25 1着率29.7% 2連率46.6% 3連率63.8% 優出6回 優勝3回
＜見解＞ 今節使用者・上條暢嵩（A1） 直近6か月（1コース）1着率84%・2連率84%・3連率100%/逃げ率84%、差され率4%、まくられ率8%、まくられ差し率4%
グランプリでは石野貴之が完璧に仕上げて優勝した88号機。その足色は今節でも光っており、9走中1着5本、2着4本で堂々のシリーズリーダー。
そして、2号艇には石野が乗るというなんとも面白味のある構図が生まれた。上條は、昨年8月に行われた摂河泉競走の「オール大阪」連覇となるか。
抜群に仕上がっているということで、モンスターモーターに抜擢。
【目玉レース② 浜名湖】得意の3コースからまくって差して頭獲り
▶浜名湖8R 締切予定時刻13:51 ＝1/7モンスターモーター認定＝
◎1号艇：[A1]佐々木完太 勝率6.80 【52号機】 ※勝率期間 2023年5月1日～2023年10月31日
———————————
＜52号機DATA＞※2023年4月15日～2024年1月6日 勝率6.22 1着率26.5% 2連率44.9% 3連率61.9% 優出5回 優勝1回
＜見解＞ 今節使用者・佐々木完太（A1）近6か月（3コース）1着率55.6%・2連率77.8%・3連率88.9%/差し率0%、まくり率22.2%、まくり差し率22.2%
卸したて時に深谷知博が優勝し、その次に乗ったのが鎌倉涼。夫婦で同じモーターに乗ったと話題になった52号機。
9月に中間整備が入ってから再び舟足が戻ってきている。佐々木はイン戦を除けば最も得意とするコースが3コース。
まくり、まくり差しどちらに行ってもモーターパワー十分で頭が狙えるということで、モンスターモーターに抜擢。
【目玉レース③ 江戸川】江戸川注目機の一つ しっかり逃げる
▶江戸川6R 締切予定時刻13:19 ＝1/7モンスターモーター認定＝
◎3号艇：[B1] 山口亮 勝率4.39 【46号機】 ※勝率期間 2023年5月1日～2023年10月31日
———————————
＜46号機DATA＞※2023年4月30日～2024年1月6日 勝率6.33 1着率25.7% 2連率43.3% 3連率66.7% 優出7回 優勝1回
＜見解＞ 今節使用者・山口亮（B1） 直近6か月（1コース）1着率0%・2連率31.3%・3連率56.3%/逃げ率35.7%、差され率14.3%、まくられ率28.6%、まくられ差し率21.4%
46号機は10月に中間整備があった。そこから5優出、1優勝と江戸川注目の一機となっている。
行き足、周り足など全てバランスの良い仕上がり。全国勝率では4点台の山口だが、江戸川に限れば勝率5点台。スタートをしっかり決めることができれば押し切れると見て、モンスターモーターに抜擢。
【目玉レース④ 平和島】機力の不安払しょく！平和島のエース機
▶平和島8R 締切予定時刻14:12 ＝1/7モンスターモーター認定＝
◎6号艇：[A2]福島勇樹 勝率5.81 【16号機】 ※勝率期間 2023年5月1日～2023年10月31日
———————————– ＜16号機DATA＞※2023年6月20日～2024年1月6日 勝率6.58 1着率36.5% 2連率50.4% 3連率67.3% 優出5回 優勝4回
＜見解＞ 今節使用者・福島勇樹（A2） 直近6か月（6コース）1着率0%・2連率20%・3連率41.2%/差し・まくり・まくり差し率0%
機力低下の気配が漂っていた16号機だが、そんなことはなかった。他のモーターと足色を比較すると全体的に圧倒して出ている。
福島は、今節シリーズリーダーで12Rに準優を控えている。ただ、6コースからの戦い、舟足を見てほしい。特に直線、一目見ればバックストレッチに入ってからグイグイと伸びていくのがわかるということで、モンスターモーターに抜擢。
【目玉レース⑤ 福岡】引き波越えるまくり差しから連対絡みへ
▶福岡2R 締切予定時刻11:33 ＝1/7モンスターモーター認定＝
◎5号艇：[B2]石倉洋行 勝率7.09 【11号機】 ※勝率期間 2023年5月1日～2023年10月31日
———————————–
＜11号機DATA＞※2023年2月25日～2024年1月6日 勝率5.72 1着率22% 2連率40.4% 3連率53% 優出3回 優勝0回
＜見解＞ 今節使用者・石倉洋行(B2) 直近6か月（5コース）1着率0%・2連率20%・3連率20%/差し・まくり・まくり差し率0%
出走回数が足らずB2級となってしまった石倉。本来の実力であればA級レーサーと見てもいい。前回使用していた畑竜生は予選で敗れてしまったものの、最終的に1着4本を挙げた。
直線では威張れるほどの突出したものはないが、周り足近辺は上々の仕上がり。引き波を超えて展開をつける舟足があるということで、モンスターモーターに抜擢。
※締切時間、進入は本番と異なることがあります。
その他、一般戦の狙い目レース通称「目玉レース」の展開解説はYoutubeの荒波競艇chでも解説しています。
◆1コース舟券絡み「84%越え」 グランプリ開幕荒れ模様も「イン優勢」変わらず
◆手堅い配当から「穴目」も、年末年始の“軍資金”調達へ注目レース
著者プロフィール
バッシー●ボートレースライター パチスロモンキーターンで「競艇」を知り気が付けばボート歴は10年超え。ボートが好きすぎて某専門誌でアルバイト経験も。ほぼ毎日ボートレースを見て展開予想する人。よく行くレース場は平和島。
