6日、中山競馬場で行われた第73回中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)は、好位追走から直線で抜け出した津村明秀騎手騎乗の5番人気リカンカブール(牡5、栗東・田中克典厩舎)が、中団から追い上げてきた8番人気ククナ(牝6、美浦・栗田徹…

 6日、中山競馬場で行われた第73回中山金杯(4歳上・GIII・芝2000m)は、好位追走から直線で抜け出した津村明秀騎手騎乗の5番人気リカンカブール(牡5、栗東・田中克典厩舎)が、中団から追い上げてきた8番人気ククナ(牝6、美浦・栗田徹厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。

 さらにクビ差の3着に6番人気マイネルクリソーラ(牡5、美浦・中野栄治厩舎)が入った。なお、1番人気エピファニー(牡5、美浦・宮田敬介厩舎)は11着に、2番人気ボーンディスウェイ(牡5、美浦・牧光二厩舎)は4着に、3番人気マテンロウレオ(牡5、栗東・昆貢厩舎)は7着に終わった。

 勝ったリカンカブールは、父シルバーステート、母アンブラッセモワ、その父Zoffanyという血統。前走のチャレンジCでは7着に敗れたが、見事巻き返して重賞初制覇を飾った。また、本馬を管理する田中克典調教師にとってもこれがJRA重賞初勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆リカンカブール(牡5)
騎手:津村明秀
厩舎:栗東・田中克典
父:シルバーステート
母:アンブラッセモワ
母父:Zoffany
馬主:ラ・メール
生産者:辻牧場

【全着順】
1着 リカンカブール 5人気
2着 ククナ 8人気
3着 マイネルクリソーラ 6人気
4着 ボーンディスウェイ 2人気
5着 ホウオウアマゾン 14人気
6着 クリノプレミアム 10人気
7着 マテンロウレオ 3人気
8着 カテドラル 17人気
9着 ゴールデンハインド 4人気
10着 マイネルファンロン 15人気
11着 エピファニー 1人気
12着 サクラトゥジュール 9人気
13着 アラタ 7人気
14着 キタウイング 12人気
15着 カレンシュトラウス 16人気
16着 サトノエルドール 13人気
17着 エミュー 11人気