24年に年男、年女となるJRA所属のジョッキーは12人。76年生まれが岩部純二騎手、西谷誠騎手、幸英明騎手、88年生まれが荻野琢真騎手、田中健騎手、浜中俊騎手、藤岡康太騎手、00年生まれが岩田望来騎手、大塚海渡騎手、団野大成騎手、原優介…

 24年に年男、年女となるJRA所属のジョッキーは12人。76年生まれが岩部純二騎手、西谷誠騎手、幸英明騎手、88年生まれが荻野琢真騎手、田中健騎手、浜中俊騎手、藤岡康太騎手、00年生まれが岩田望来騎手、大塚海渡騎手、団野大成騎手、原優介騎手、古川奈穂騎手となっている。

 金杯に参戦するのは3人だ。いずれも京都金杯(3歳上・GIII・芝1600m)で、幸騎手がタイムトゥヘヴン(牡6、美浦・戸田博文厩舎)、浜中騎手がメイショウシンタケ(牡6、栗東・千田輝彦厩舎)、団野騎手がドルチェモア(牡4、美浦・上原佑紀厩舎)に騎乗する。中でも最有力は浜中騎手のメイショウシンタケだ。昨年のサマーマイルシリーズの覇者。休み明けがカギだが、ここ2走は関屋記念が0秒3差の5着、京成杯AHが0秒3差の4着だから、重賞でも力は足りる。17年京都金杯をエアスピネルで制した武豊騎手以来、7年ぶりとなる年男ジョッキーの金杯制覇を期待したい。

 他では藤岡康太騎手にも注目したい。3日間で18鞍に騎乗。シンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)ではケーブパール(牝3、栗東・友道康夫厩舎)とコンビを組む。今回でデビューから3戦連続のタッグ。前々走の新馬(京都芝1400m)が鮮やかな差し切りなら、前走の白菊賞も4着とはいえ、上がり3Fはメンバー中2位だった。外回りに替わるのはプラスに出るイメージだけに、牡馬相手でも一発があっていい。また、関東では3日間で20鞍に騎乗する原騎手も要チェック。昨年は自己最多の26勝を挙げてブレイクの兆し。勢いそのままに開幕ダッシュを決めたいところだ。