リヴァプールに所属する遠藤航のプレミアリーグ初得点が、プレミアリーグ12月度の月間最優秀ゴール賞にノミネートされた。現地時間1月4日、リーグ公式が公表している。 今回候補になったのは8つ。マーティン・ウーデゴールがウルブス戦、アレクシス・…
リヴァプールに所属する遠藤航のプレミアリーグ初得点が、プレミアリーグ12月度の月間最優秀ゴール賞にノミネートされた。現地時間1月4日、リーグ公式が公表している。
今回候補になったのは8つ。マーティン・ウーデゴールがウルブス戦、アレクシス・マクアリスターがフルアム戦、ジェームズ・マカティーがブレントフォード戦、ハリー・ウィリソンがウェストハム戦、ダニー・ウェルベックがクリスタル・パレス戦、ペルヴィス・エストゥピニャンがトッテナム戦、コール・パーマーがルートン戦で挙げたゴールとともに、遠藤が昨年12月3日のフラム戦で挙げた同点ゴラッソがノミネートされた。
この試合でベンチスタートだった遠藤は、1点ビハインドで迎えた83分にライアン・グラーフェンベルフとの交代でピッチへ。すると、わずか4分後の87分にスーパープレーを見せる。
リヴァプールが自陣からのフィードで一気に相手陣内に攻め込んだ場面で、バイタルエリアでフリーとなっていた遠藤は前方のモハメド・サラーにボールを要求。日本代表MFは落としのパスを右足ダイレクトで振り抜くと、美しい弾道のシュートがゴール右隅に吸い込まれた。
その1分後にはトレント・アレクサンダー=アーノルドが勝ち越し弾を決めてリヴァプールが勝利しており、遠藤の同点ゴールはまさに値千金となった。
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が「航はただただ重要だった。スーパーなパスを出し、トップのゴールを決めてくれた」と感嘆すれば、1970〜1980年代に活躍したリヴァプール元主将のフィル・トンプソンも「とんでもないゴール」と称賛したまさにゴラッソだった。
ちなみに、プレミアリーグ8月度最優秀ゴールは三笘薫がウルブス戦で決めた4人抜きスーパーゴラッソ。これは日本人選手だと初受賞となったが、遠藤は栄えある2人目になれるか。
(ABEMA/プレミアリーグ)