【プレミアリーグ】ウェストハム0-0ブライトン(日本時間1月3日/ロンドン・スタジアム) 【映像】場内騒然!25本ものパスを回し続ける瞬間 ブライトンの真骨頂が発揮された場面だった。自陣でボールを回収したデ・ゼルビ監督が率いるアウェイチーム…

【プレミアリーグ】ウェストハム0-0ブライトン(日本時間1月3日/ロンドン・スタジアム)

【映像】場内騒然!25本ものパスを回し続ける瞬間

ブライトンの真骨頂が発揮された場面だった。自陣でボールを回収したデ・ゼルビ監督が率いるアウェイチームは25本ものパスを回して相手ゴールに迫った。今季のプレミアリーグで支配率、パス成功率、パス本数ともに2位にランクインするほど得意としているポゼッションサッカーで相手を崩しにかかった。

スコアレスで迎えた68分、自陣でブライトンMFジャック・ヒンシェルウッドが相手のパスをカットすると、そこからカウンターがスタートした。

通常のチームであれば、カウンターの場面では少ないパス本数で一気に相手ゴール前に攻め込むのが一般的だが、三笘薫らWGに欠場者が続出している現在のブライトンで速攻は難しい。そのためじっくりと敵陣に押し込んでパスを回しながら、隙を突いて縦パスを差し込み攻撃のスイッチを入れていた。

この場面では途中2本のシュートを挟みつつ、計25本ものパスを回して、最後はエヴァン・ファーガソンがシュート。フィニッシュは惜しくも枠の右に外れたが、得意のパスを回しから相手ゴールを脅かした。

ブライトンがポゼッションを得意としていることは数字が証明しており、1試合平均の「支配率(61.5%)」「パス成功数(631.2本)」「パス成功率(89.1%)」はいずれもマンチェスター・シティに次ぐリーグ2位の記録だ。選手が入れ替わる中でもブレないデ・ゼルビ監督の方針がハッキリとスタッツで表れていた。

(ABEMA/プレミアリーグ)