大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナにて開催。第14試合の「平本蓮 vs. YA-MAN」は、フルラウンドに渡る激闘の末、平本蓮が判定3-0で勝利した。 ◆「朝倉未来…

大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナにて開催。第14試合の「平本蓮 vs. YA-MAN」は、フルラウンドに渡る激闘の末、平本蓮が判定3-0で勝利した。

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■「『もらいながら当てる』がYA-MANの作戦だなと」

勝利した平本は「めちゃくちゃ打たれ強くて、5、6発ばちーんとカウンター当たったんですけど……ゾンビだなと思いました」と、YA-MANの打たれ強さを絶賛。「勝ち切るのが自分のなかでは課題だったので、よかったです」と勝利の味をかみしめた。

試合後、泣き崩れたYA-MANへの言葉を聞かれると、「俺の勝ち~」と笑顔で回答した平本。しかしこれは冗談だった様で「まあまあ、試合が終わったらノーサイドなんで……」と濁した。

試合内容については、「どうしても今日勝ちたくて、勝ちに徹してしまった」と反省。「YA-MANはダウンしているイメージがあったので、YA-MANが崩れたところを上とって、削ってという作戦だったんですけど、思いのほか打たれ強くて、15分間集中してやろうと……」と作戦変更があったことを明かした。

また、平本の前に試合後会見を終えたYA-MANが「自分の心の弱さが出てしまった」と語ったことについては、「そんなことないから胸張ってがんばれよ、気持ち強かったよ」と激励。「YA-MANが余りにももらうのでその場で倒せるな、と思ったらもらいながら当てに来たので、YA-MANの作戦だなと思った」とし、「あのゾンビからくる戦法も、セコンドから狙ってるぞと聞こえてたので上手く外せた」と振り返り勝利は「覚悟の差」だとした。

最後に応援してくれたファンに対して「心震えました。歓声が凄くて、この試合に向けて、家族がいて仲間がいてひとりじゃないんだよなあという気持ちでいた。一人じゃないと感じたので気持ちが強く戦えた」と感謝した。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)