15年の対戦で世界を沸かせたメイウェザーとパッキャオ。(C)Getty Images 世界的な注目を集めるであろうリマッチ実現がいよいよ本格的に動き出した。 12月31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで実施される格闘技イベント「に…

15年の対戦で世界を沸かせたメイウェザーとパッキャオ。(C)Getty Images

 世界的な注目を集めるであろうリマッチ実現がいよいよ本格的に動き出した。

 12月31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで実施される格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」に、元ボクシング世界6階級制覇王者(8階級制覇王者)のマニー・パッキャオ(フィリピン)が登場。来年中に同5階級制覇王者のフロイド・メイウェザーJr.(アメリカ)とRIZINの舞台で9年ぶりに対戦すると宣言した。

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 以前から囁かれていた再戦だった。15年5月に実現させた“世紀の一戦”では、5億ドル(約741億8000万円)という異次元の興行収益を生み出した両雄。当時はメイウェザーが勝利。世界的なイベントを熱狂させた。

 すでに最盛期は過ぎている。とはいえ、ふたたびリングで拳を交わすとなれば、話題性、娯楽性はともに十分。日本のみならず世界の格闘技ファンも巻き込んだ一大イベントになるのは必至だ。

 詳細は発表されなかった。しかし、榊原信行CEOとともにリングに立ったパッキャオは「準備はできています」と宣言。会場を「おぉーーッ!」と沸かせると、「今年戦うということが実現しなくて申し訳なく思っています。来年ぜひ皆様に会って、ビッグファイト、メイウェザーとやれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 果たして、ボクシング界のレジェンドはいかなる形で対峙するのか。今後の交渉の行方が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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