夏のインターハイを制した京都精華学園高校(京都府)が大会2連覇し、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 …

 夏のインターハイを制した京都精華学園高校(京都府)が大会2連覇し、「SoftBank ウインターカップ2023 令和5年度 第76回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子の部は幕を閉じた。本稿では、決勝終了後に発表された大会ベスト5の選手たちが、今大会においてどのような成績を残したのか、各試合における成績を中心に振り返っていく。女子部門第2弾となる今回は、準優勝・岐阜女子高校(岐阜県)のジュフ ハディジャトゥをピックアップする。

■ジュフ ハディジャトゥ(岐阜女子3年)


・1回戦 102○62 県立富岡東高校(徳島県)

 ∟5分3秒出場/10得点/3P 0/0/2リバウンド/0アシスト/0スティール/0ブロック

・2回戦 94○43 県立石川高校(沖縄県)

 ∟16分10秒出場/17得点/3P 0/0/13リバウンド/1アシスト/0スティール/0ブロック

・3回戦 59○52 日本航空高校(山梨県)

 ∟34分52秒出場/8得点/3P 0/0/8リバウンド/2アシスト/0スティール/0ブロック

・準々決勝 61○60 桜花学園高校(愛知県)

 ∟39分58秒出場/8得点/3P 0/1/12リバウンド/0アシスト/2スティール/0ブロック

・準決勝 76○46 札幌山の手高校(北海道)

 ∟34分15秒出場/15得点/3P 0/0/18リバウンド/4アシスト/1スティール/0ブロック

・決勝 59●63 京都精華学園高校(京都府)

 ∟40分出場/7得点/3P 0/0/1リバウンド/1アシスト/3スティール/0ブロック

・合計:170分18秒出場/65得点/3P 0/2 0%/54リバウンド/10アシスト/6スティール/0ブロック

 186センチという体格を活かした得点やリバウンドはもちろんのこと、アウトサイドシュートやアシストも兼ね備えているハディジャトゥ。今大会でも、1回戦は約5分の出場で10得点2リバウンド、2回戦は約16分の出場で17得点13リバウンドと限られた時間のなかで確実に結果を残した。また、全6試合を終えて合計10アシスト6スティールを記録している。

 昨年のウインターカップでは準決勝で敗退。『令和5年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)』でも2回戦で京都精華学園に敗れ、決勝の舞台に立つことが叶わなかった岐阜女子。快進撃の背景には、チームの状況に合わせで愚直にプレーしたハディジャトゥの姿があった。

【動画】全大会王者との死闘にフル出場 最後までチームを支えたハディジャトゥ