久保にあっさりと敗北した安保。試合後にはリングに力なく突っ伏した。(C)RIZN FF あっけない幕切れだった。 12月31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで実施される格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.…

久保にあっさりと敗北した安保。試合後にはリングに力なく突っ伏した。(C)RIZN FF

 あっけない幕切れだった。

 12月31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで実施される格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」で、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は久保優太(PURG TOKYO/BRAVE)にリアネイキッドチョークで一本負けを喫した。

【動画】ドヤ顔の睨み合い 安保瑠輝也と久保優太のフェイスオフシーン

「MMAって喧嘩で、久保優太に喧嘩で負けるわけがない」

 そう言って、MMAに衝撃の初参戦を決めた安保だったが、経験の差が浮き彫りになった。

 1回に久保にテイクダウンを取られた安保は、マウントポジションからパンチをふり下ろされる。ここで守勢を脱しようと体勢を変えよと試みたが、すかさずバックチョークで極められ、自身が舌戦を繰り広げるなかで、「覚悟しとけ。極めてやる」と公言していたリアネイキッドチョークで無念のタップ。力なくリングに突っ伏した“ミスターブレイキングダウン”は、悲痛な表情をするしかなかった。

 過去にはMMAについて「ゴロゴロしていてつまんない」と公言し、SNS上で炎上していた安保。しかし、元K-1王者同士の対戦で皮肉的な敗北を喫し、見事にしっぺ返しを食らった28歳は、がっくりと肩を落とした。果たして、その胸中に今、去来しているのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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