【RIZIN.45】「まるで天心のMMAデビュー」弟・那須川龍心、寝技回避→パウンドで“劇的”TKO勝利

大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。第2試合は那須川龍心がシン・ジョンミン（韓国）に2ラウンドTKO勝利を収めた。 ◆【速報／動画あり】新居すぐるの一撃“失…

大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。

第2試合は那須川龍心がシン・ジョンミン（韓国）に2ラウンドTKO勝利を収めた。

■7年前の兄と同じ試合展開でMMAデビューV

“神童”那須川天心の弟・龍心と、天心に憧れキック界に飛び込んだシン・ジョンミンとの一戦。

龍心はここまでキック9戦7勝（2KO）2敗。今月16日「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」で龍太郎にKO勝利後、リングサイドの榊原CEOに直訴し、自身初のMMAルールで挑んだ。

試合は序盤から龍心が足を掴んで右ストレートを入れるも、シンが下から腕ひしぎの体勢に持ち込む。しかし、龍心は間一髪でこれを回避。2016年、兄・天心のMMAデビュー戦を思い起こすシーンに場内は沸いた。

第2ラウンドは龍心がマウントを取り、頭にヒザ蹴りを応酬。さらに一瞬の隙を見てパウンドを浴びせ、龍心のTKO勝利が決まった。寝技回避からパウンドで勝利を収めた試合展開は、7年前の天心と同じだった。

勝った龍心は「めちゃめちゃ批判の声も多かったんですけど、やるまで本当に怖くて、でもこうやって途中危なかったですけど、勝てて良かったです。これからもMMAをやっていきたい。もっともっと強くなりますので応援よろしくお願いします」と涙ながらに語った。

（A.Kudo／SPREAD編集部）