2023年、最後の一日も注目レースが目白押し。31日は大井、水沢、笠松、園田、高知で重賞レースが組まれている。 ■15時35分発走 伝統のみちのく決戦  水沢10Rは桐花賞(3歳上・重賞・ダ2000m)。昨年の同レースを制した古豪ノーブ…

 2023年、最後の一日も注目レースが目白押し。31日は大井、水沢、笠松、園田、高知で重賞レースが組まれている。

■15時35分発走 伝統のみちのく決戦

 水沢10Rは桐花賞(3歳上・重賞・ダ2000m)。昨年の同レースを制した古豪ノーブルサターンに注目したい。現在重賞2連勝中と、9歳暮れを迎えてもまだまだ元気。対するはマイル〜中距離路線の常連ヴァケーションや、重賞8勝の牝馬ゴールデンヒーラーあたりか。

■15時50分発走 東海地区の中距離王決まる

 笠松10Rは東海ゴールドカップ(3歳上・SPI・ダ1900m)。JRAの3勝クラスからの再転入となるイイネイイネイイネが岡部誠騎手騎乗で人気を背負うか。前走を快勝したナリタブレード、佐賀の飛田愛斗騎手とタッグを組むベニスビーチあたりも要注意。

■16時5分発走 兵庫の2歳王者に輝くのは?

 園田11Rは園田ジュニアカップ(2歳・重賞・ダ1700m)。新馬9馬身差・前走8馬身差で連勝中のウェラーマン、前々走のネクストスター園田でも僅差2着だったトウケイカッタロー、デビュー8戦して5勝・3着2回のクラウドノイズに人気集中。イズジョーヒーロー、スタビライザーが連下候補か。

■16時30分発走 地方の2歳女王はどの馬か

 大井10Rは東京2歳優駿牝馬(2歳牝・SI・ダ1600m)。エーデルワイス賞を制したモズミギカタアガリを中心に好メンバーが顔を揃えた。重賞連勝中のコモリリーガル、無敗馬ミスカッレーラ、前走9馬身差Vのローリエフレイバーなどが中心になりそう。

■17時30分発走 高知の最強馬決定戦

 高知6Rは高知県知事賞(3歳上・重賞・ダ2400m)。今年、史上4頭目の高知三冠を達成したユメノホノオが古馬に初めて挑む。迎え撃つのは昨年覇者のガルボマンボ、20年に日本テレビ盃を制したロードブレス、19年の東京ダービー馬ヒカリオーソなど。

■19時50分発走 今年の“最終レース”で逆転狙う

 今年の日本競馬を締めくくるのは、高知10Rに行われる2023ファイナルレース(C3-20組・ダ1400m)。近走成績が振るわない馬を中心とした名物競走。予想は困難を極めるが、そのぶん高配当のチャンスあり。今年最後の大逆転を狙って、いざ勝負!