12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズのビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)が、ロンゾ・ボールについて…

 12月29日(現地時間28日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズのビリー・ドノバンHC(ヘッドコーチ)が、ロンゾ・ボールについて「うまくいけば(2024年)1月にランニングを始められるだろう」と語ったと地元メディア『NBC Sports Chicago』が報じた。

 2021-22シーズンからブルズへ加入した198センチ86キロのポイントガードは、そのシーズンにスターターの一角として平均13.0得点5.4リバウンド5.1アシスト1.8スティールを記録。

 だが2022年1月15日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に戦線離脱。それ以降、左ヒザの手術を3度も受けており、翌2022-23シーズンは全休。今年6月23日の「NBAドラフト2023」終了後、ブルズのバスケットボール運営部エグゼクティブ・バイスプレジデントのアルトゥラス・カルニショバスは、ボールが2023-24シーズンも全休する見込みだと話していた。

 26歳のボールが前回NBAの公式戦でプレーしてから来月1月中旬に2年が経つのだが、ドノバンHCはここ約2年間に感じていたヒザの痛みがようやく排除されたと語っていたと地元メディア『The Chicago Tribune』が報道。

 28日を終えた時点でブルズはイースタン・カンファレンス10位の14勝18敗。現在はザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチ、トーリー・クレッグがケガで離脱しているものの、デマー・デローザンやコービー・ホワイト、アレックス・カルーソ、パトリック・ウィリアムズらの活躍でここ5戦を4勝1敗と奮闘している。

 ボールが今シーズン中に戦列復帰できるかどうかは微妙ながら、ヒザの痛みから解放されたことは朗報。再び健康体を取り戻し、長身ポイントガードがコートで躍動する日が訪れることを楽しみに待ちたいところだ。