12月28日、サッカー日本代表が千葉市内で練習を行った。これは1月1日に国立競技場で行われるタイ代表戦に向けてのもので…

 12月28日、サッカー日本代表が千葉市内で練習を行った。これは1月1日に国立競技場で行われるタイ代表戦に向けてのもので、伊東純也南野拓実らが合流している。

 冷たい風が吹き抜けるピッチの上を、19人の選手が駆け抜けた。上田綺世が体調不良で欠席したものの、ゲーム形式の練習も行うなど精力的にメニューをこなした。

 そんな選手の中に、“珍しい姿”もあった。川崎フロンターレでかつてプレーしていた中村憲剛氏と、シャルケ鹿島アントラーズなどでプレーした内田篤人氏だ。2人はロールモデルコーチとしてチームに帯同。ボール回しに一緒になって参加したほか、シュート練習の球出しも行った。さらに、選手と会話を弾ませるなど、存在感を発揮した。両者ともに、森保ジャパンへの合流はこれが初めてとなる。

 名波浩コーチは中村氏と一緒にランニングしてコミュニケーションを図ったほか、前田遼一コーチも内田氏と練習前に会話をするなど、スタッフ陣ともいい関係を築いていた。

■「現役にしか見えない…」

 そんな2人の様子がSNSや報道を通じて伝わると、SNS上では大きな反響があった。

「1月1日にケンゴユニで国立行っても大丈夫かな?」
「うっちーとけんごはこのままアジアカップも帯同して欲しいな」
「憲剛さんもうっちーも、現役にしか見えない…」
「うっちーと憲剛さん 日本代表にずっといてほしいなあ」
「ねーうっちーと憲剛が一緒に走ってるの最高すぎん?」

 さらに、選手のファン・サポーターからも以下のような期待の声が見られた。
「大好き伊藤涼太郎と憲剛がどんな会話するのか楽しみもある」
「うっちーや憲剛さんにいろいろアドバイスもらって成長に繋げて欲しいな 怪我なく頑張れ」

 かつて川崎で中村氏と一緒にプレーした板倉滉は、取材後に「憲剛さんとここでこうやって代表で会えたのはすごい嬉しいです」と笑顔を見せ、「経験のある選手がこうやってA代表に来てくれるっていうのは間違いなくポジティブだと思いますし、いろいろ僕たちも吸収していきたい」と刺激になったようだった。

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