レアル・マドリードは8月3日、メジャーリーグサッカー(MLS)オールスターと対戦してPK戦の末に勝利した。米国ツアーを勝利で締めくくったレアルだが、プレシーズン全体の結果にジネディーヌ・ジダン監督は納得していない。前半から優位に試合を進めた…

レアル・マドリードは8月3日、メジャーリーグサッカー(MLS)オールスターと対戦してPK戦の末に勝利した。米国ツアーを勝利で締めくくったレアルだが、プレシーズン全体の結果にジネディーヌ・ジダン監督は納得していない。

前半から優位に試合を進めたレアル。だが得点は奪えず0-0で折り返した。後半に入っても同じような展開になったが、14分にダニ・セバージョスのパスからマジョラルが決めて先制に成功する。その後も試合はレアルのペースで進んだ。

だが、後半41分にCKの流れからMLSオールスターがドワイヤーのゴールで追いつく。このまま試合は終了しPK戦へ。全員が成功したレアルに対してMLSオールスターは、ふたりが失敗して4-2でレアルが勝利した。

「この結果を得られたのは良いことだが、全体的な感触はポジティブではない」とジダン監督。4戦1勝でアメリカツアーを終えたチームに、「何か理由があるのは明らかだ」と危機感を募らせる。

「今日も完全には満足できないが、これでツアーを終えて帰国してスーパーカップに備えるため4日間の時間がある。我々にとって最初の公式戦だが、何か取り組むべき問題があるのは明らかだ」

レアル・マドリード対MLSオールスター(2017年8月2日)(c) Getty Images

レアル・マドリード対MLSオールスター(2017年8月2日)(c) Getty Images

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(2017年7月26日)(c) Getty Images

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(2017年7月26日)(c) Getty Images