12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』は、100名のメディアによる2023-24…

 12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』は、100名のメディアによる2023-24シーズンにおけるMVPの世論投票 第1弾の結果を公開した。

 これは100名のメディアがそれぞれ5選手へ投票したもので、1位票は10ポイント、2位票は7ポイント、3位票は5ポイント、4位票には3ポイント、5位票は1ポイントが加算され、合計獲得ポイントが多い選手が現時点における今シーズンのMVP最有力候補となる。

 今回トップに立ったのは、昨シーズンMVPに初選出されたフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード。現在は右足首捻挫のため2試合連続で欠場しているものの、1位票63を含む計848ポイントを獲得。

 2シーズン連続で得点王に君臨するカメルーン出身のビッグマンは、今シーズンもリーグベストの平均35.0得点に11.7リバウンド6.0アシスト1.2スティール2.0ブロックと猛威を振るっており、同メディアへ先日こう語っていた。

「俺には(もう1度MVPになるという)すごくいいチャンスがある。その候補に入るチャンスがあるなら、なんで望んじゃいけないんだ? 是非とも欲しいね。『いや、俺は気にしていない』だなんて言うつもりはない。俺は手に入れられるものはすべて欲しいんだ」

 シクサーズは28日を終えた時点でイースタン・カンファレンス3位の21勝9敗。今後このチームが大幅に順位を落とさず、エンビードもアウォードに選出されることが可能な65試合以上の出場を飾れば、その可能性は高いというのが現状だろう。

 なお、トップ5は2位から順にデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ(計630ポイント)、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(計352ポイント)、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(計340ポイント)、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ(計306ポイント)となっている。

 『ESPN』による今シーズンのMVP世論投票 第1弾の結果は下記のとおり。

※チーム名は略称、カッコ内の数字は1位票獲得数

■『ESPN』による2023-24シーズンのMVP世論投票 第1弾結果


1位.ジョエル・エンビード(シクサーズ):計848ポイント(63票)

2位.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):計630ポイント(21票)

3位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):計352ポイント(3票)

4位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):計340ポイント(6票)

5位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):計306ポイント(6票)

6位.ジェイソン・テイタム(セルティックス):計48ポイント(1票)

7位.タイリース・ハリバートン(ペイサーズ):計26ポイント

8位.アンソニー・エドワーズ(ウルブズ):計17ポイント

ー位.ケビン・デュラント(サンズ):計17ポイント

10位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):計11ポイント

11位.ディアロン・フォックス(キングス):計4ポイント

12位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):1ポイント

【動画】約30分間で42得点を奪ったエンビードのハイライト!